...Sweetie**《2》

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次の日。
なんかもうその子は来ているらしい


もう少し遅いと思ったら結構早いんだ




ちなみに裕太くんと私との関係は言わないってことになった


それで気を使われると何となくやりずらい気がしたから


GENEの皆さんは言った方がいいって言ってたけど、Aちゃんがそう言うならってことで渋々OKしてくれた






ﾏﾈ「そろそろ来ると思うから待ってて〜」




マネさんからGENEの皆さんと私が勢揃いしている状態で楽屋で待機





どんな子かな

かわいいのかな

上手かな





色々な想像をしながら待っているとノックの音が響いた







ﾏﾈ「あ、どうぞー！」







'失礼します'その声と共に入ってきたのは


髪が綺麗に結ばれていて、私と同じくらいの身長。

すごく可愛い女の子だった。









ﾏﾈ「はいこちらAちゃんと今日から一緒にやってくれる美沢かのちゃん。」



マネさんから紹介されるとペコッとお辞儀をしたその子


緊張してるんだな、





一通り挨拶して、あとはAちゃんに任せるよーって言われちゃったから、準備を一緒に始めることに








かの「Aさん！よ、よろしくお願いします、！」





見るからに緊張して顔を少し赤らめたかのちゃん





『そんなに緊張しないで！？GENEの皆さん優しいしそんなに気負わなくて大丈夫だよ』





そう言うとほっとしたように見えた






メンバーそれぞれどんな感じかって言うのを伝えて、とりあえず今日は仕事現場を見せることに







『こんな感じかなー、じゃあ今からセットだから、見ておいてね！手伝って貰いたいとき言うかも、、』


かの「全然大丈夫です、！！分かりました！」








トップバッターの龍友さんから始まりかのちゃんも混じって楽しく会話してたんだけど、、


厄介者が1人。








「ん。よろしく〜」


『はーい』




いつもならベラベラ話す裕太くんが全く話さない

人見知り発動しないでよ、、





鏡越しに目が合うと携帯をかのちゃんが見ていないすきに指を指した


そーっと覗くと









"今日全然話せへんから一緒に帰ろ。"









って打ってある








小さく頷き、私はヘアセットを終わらせた

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