...Sweetie

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・


GENEさんの出番になって私も一応スタジオに駆けつける


と、もう配置についていた


中務さんは大きく深呼吸をして呼吸を整えている





切り替わる時がすっごいかっこいいんだよね〜、

なんかもういつもの中務さんじゃない感じ、




見つめていると辺りを少しだけキョロキョロし始めた様子


何かを探してる感じ。


何かあったのかな





そう思いながら見つめていると、

視線がぶつかった








と同時に






片方の口角をすこーしだけ上げながら笑って、


"あんまり見んといて"


って口パクされた






突然すぎたから頷くことしか出来なかったけど、

確かにそう言ってた、






すると中務さんはもう下を向いていて、

キョロキョロせずに踊る体制に入っている







...私を探してくれてた、？

なんて

思っちゃう。





自惚れちゃうじゃんか、。


心臓がまたうるさい








・



♪




'そばにいて

君の笑顔のため

捧げるよ all my days

一秒ごとに_〜♪


____








誰よりもしなやかな動きで踊る想い人に区切付けになってしまう




そのダンスは誰を想って、


誰に向けて、


踊ってるのかな、。






"君じゃなきゃダメだよ。"


って言われて見たいな...。なんてね。







頭の中で想像してる人が私だったらって想うのは変なことじゃないよね？。







そう言えば、。




龍友さんに


'裕太くん彼女は居らんけど、好きな奴は居るんちゃう？笑'


見たいなことをいつものニヤニヤ顔で言われた




好きな人。




そのワードが頭の中でぐるぐる回っていて、気が付いたら、中務さんを見つめたままぼーっとしていたことに気が付いた








((GENERATIONSの皆さんありがとうございました！))






もう終わってて、どれだけぼーっとしてたのかを考えると焦る






次々にこちらに向かってきて、楽屋に戻っていくGENEさん







スタスタとこちらによってきたのは









「見すぎやねんお前」







中務さん。







「終始ぼーっとしとったやろ」


『えっ！？なんで知ってるんですかっ...』


「...見とったし。」





『え？』





「...別に。帰るで楽屋」









見てたって、


相手の気持ちを知るのが怖い臆病な私にとっては


聞けるはずもなくて、


その場に残る中務さんの香水の匂いにドキドキするだけだった







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