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「.......」



『.....』






その場で唖然として固まる私と横で物凄いイラついた顔で龍友さんの背中を見る中務さん。



そりゃあそうだよね、、私もキレてます、←



でもとりあえず動かないことには話は進まない、









『あの、中務さん、』

「帰るで。、」









若干被せ気味で帰ると言った中務さん。

歩き出してしまって慌ててそのあとを追っていく









なんか私が悪くないけど申し訳なくなってきて、斜め後ろを歩いてたら、









「なんで斜め歩くん。横居ればええやろ」









'居るんか心配になるやんか'

って胸が言葉に不覚にも胸が高なってしまった、









中務さんの横に並ぶと目の前に街頭で照らされた影が浮かんでいた



それを見て気がついたこと。



結構身長差がある、



私が小さいだけかもしれないけどね、笑









無言で歩くのはやっぱり辛かったから、


だからもうこの際うじうじしてないで、中務さんと話してみよう、。


そうすれば一見仲が悪いような喋らない関係がなにか変わるかもしれない、






なにか話すこと、、なにか無いか、、









あ。


ハリネズミ飼ってるって誰かから聞いた気がする、



よしそれだ。それしかない、









『...中務さんハリネズミほんとに飼ってるんですか、??』







思い切って聞いてみた

そしたら









「...ん。飼ってるで。2匹おる」









ってちゃんと答えてくれた









『2匹居るんですか!、、ハリネズミって飼えるんですね、、初めて知りました、』



「ふっw」









いきなり笑った中務さん。



口元に手持ってって笑う姿に見入ってしまった









「そんなん飼えるに決まっとるやろ」









少しだけど笑ってくれたことが嬉しい、


私の話で笑ってくれた、


それだけで胸がいっぱい。









『ですよね笑すみません笑』



「謝ることやないやろ、。...家どこなん」



『あ、この角曲がってもうすぐです!』



「そうなんか。俺あっちやから、。」






家の前まで着いて'ここです!'って言ったら




'ん。'と一言。




さすがにもう夜も遅いから、









『では、、おやすみなさい、。送っていただいてありがとうございます、』






「ん。じゃな。」







お別れして家に入ると、、






まだ胸がドキドキしていた。

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設定タグ:GENERATIONS , 中務裕太   
作品ジャンル:恋愛
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那鶴(プロフ) - 素敵な物語でした!!アフターストーリー読みたいです!! (2019年10月15日 22時) (レス) id: b66544da2b (このIDを非表示/違反報告)
mn3y0402(プロフ) - アフターストーリー待ってます!!! (2019年10月15日 18時) (レス) id: 9c6f73aa09 (このIDを非表示/違反報告)
千夏(プロフ) - とても面白かったです!!アフターストーリー書いてほしいです(泣) (2019年10月15日 18時) (レス) id: 5e74027b75 (このIDを非表示/違反報告)
中務紅葉(プロフ) - 初めまして!全て読ませていただきました!とっても面白かったです!ぜひアフターストーリー書いてください!お願いします! (2019年10月15日 17時) (レス) id: 1dbbcfcfbe (このIDを非表示/違反報告)
リ ア(プロフ) - アフターストーリーみたいです!!とてもとても見たいです!! (2019年10月15日 17時) (レス) id: ea67da4d60 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ここと | 作成日時:2019年9月15日 19時

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