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人形 ページ9

ショッピ目線

あの子の・・・Aの名前が決まってからもAの扱いが変わる事は無かった

いや、むしろ悪化していった
前までは俺らだけだったのに今では使用人や兵士達まで裏で手を出している

ショッピ「生きてます?もしもーし」

ランタン片手に鉄格子越しにAを見ると
死んだ魚の様な瞳でじっとこっちを見ていた

ショッピ「別に俺はなんもしないっすよ。コレっ昼飯らしいっす」

鉄格子の隙間から小さな袋を投げ入れるとAはモゾモゾと這いずりながら袋を掴み中身をチビチビと食べ始めた

ショッピ「にしてもよく食べられますね」

今日の袋の中身はくず米で食べやすい方とは思うが確実に美味しくはないだろう

ショッピ「本当に文句1つ言わないっすね。本当に幼女っすか?」

俺の声が聞こえてるのかどうかは定かでは無いがAはくず米を生のまま1粒1粒食べている

それにしてもほんまに近付きたくは無いな

俺がAの周りをチラッと見回すと地面に散らばる虫やAの周りを飛ぶ虫が嫌でも目に入る

まぁこの虫も少しの辛抱やな

Aに手を出す使用人や兵士達は牢の掃除という名目で牢に入るから気が済んだら虫を処分してくれる

俺は確かにロリコンの部類ではあるがAを見てもなにも思わない

この時初めて自分は全てのロリを愛せるわけでは無いのだと理解もした

俺は別にAに何かしてやろうとは思わない
むしろ無関心の域で

まぁほっとけばいいかと思っている

すると後ろから使用人の声と足音がしてランタンを持ち立ち上がった

ショッピ「じゃっ俺は行くんで」

地上へ上がる階段の途中会釈してくる使用人に軽く片手をあげて返事をして通りすぎた

ショッピ「ん?そういえば・・・」

よく知っている使用人達に紛れていたあの男はいったい誰なんやろ?

紫色のメッシュが混じった茶髪に緑の瞳のアイツが気になりロボロさんに聞くと彼はヴェルと言いロボロさんの元部下で最近使用人に転職したんだと聞いた

ショッピ「使用人に転職って珍しい人も居るもんっすね」

ロボロさんの部下だとしても一瞬感じたあの妙な気配はなんや?

ロボロさんの部隊は情報系でゴリゴリの戦闘タイプではないはず、なのにあの気配なん?てか殺気も微量ながら出しとったよな

ショッピ「まぁロボロさんの所は1番身辺調査に厳しいし問題は無いやろ」

とりあえず謎が溶け、気のせいだと自分を納得させ

そのまま射的場に行き練習をした

僕の・・・※少し注意→←続き



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たぴくん - めっちゃ続き気になります!更新頑張ってください! (2022年9月17日 21時) (レス) @page34 id: f184817549 (このIDを非表示/違反報告)
みずき - えっあ重っえあ、こういう作品好きです、応援しとります、更新頑張ってください (2022年9月17日 20時) (レス) @page34 id: 129e1b5429 (このIDを非表示/違反報告)
冥界の薔薇 - 更新ありがとうございます!とても続きが気になります!更新頑張ってください! (2022年8月7日 23時) (レス) id: c3c04812a2 (このIDを非表示/違反報告)
冥界の薔薇 - このような話めっちゃ好きです!他の作品も全て読まさせてもらいました!無理はしない範囲でいいので頑張ってください!応援しています! (2022年8月2日 9時) (レス) id: c3c04812a2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:春よこーいw | 作成日時:2022年7月6日 3時

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