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グルッペン「A?」
すると大きな爆発音が響き酷い爆風と共に瓦礫が吹き飛び馬も気を動転させ瓦礫よりも前に進まなかった
トントン「っ!クッソ。グルッペン、此処からは危険やから裏に回るぞ」
グルッペン「あっあぁ!」
無事でいてくれ。
最後の言葉が
『我々国に・・・栄光あれ』だと?
グルッペン「俺はワガママなのでな。許可しないゾ!A」
裏に回り城だった場所に着くとあちこちが破損していてむしろ廃墟のようになっていた
グルッペン「流石エーミール自作の爆弾達だな
とりあえずAを探しながら国王の生死を探るぞ」
トントン「わかった!」
火薬と肉の焼けた様な匂いが充満する中
グルッペンは肩に掛けていた黒いストールで口と鼻を覆いトントンはマフラーで口と鼻を覆いながら作業を始めた
人の形をしたナニカを見つける度に身分が証明できるような物を探す
グルッペン「居たか?!」
トントン「いや、こんなんばっかや!」
トントンは人の形をしたナニカから見つけたドッグタグをグルッペンに見せながら返事をした
グルッペン「返してやれよ?一応兵士としての威厳も残しといてやらんと」
トントン「へいへい、お優しいこって」
ドッグタグを戻しながらひらけている場所に遺体を適当に並べていくと不自然な大きさの腕が見つかった
トントン「グルッペン!!腕が・・・腕があった!多分ここら辺や!」
グルッペン「何?!」
トントンが見つけた腕をそばに置き、瓦礫だの遺体だのをポンポンそこらにぶん投げていくと悲惨な姿のAが横たわっていた
トントン「A!おいっしっかりせえ!」
見えていた上半身に負担が掛からないように
体はの上に乗っかった全ての物をどかすとトントンは息を飲んだ
グルッペン「トン氏、国王の首もあったぞ!サブミッションは終わりだ・・・ゾ」
敵国王の首を掲げて笑っていたグルッペンがトントンの元へ行くと無惨な姿のAが横たわっていて、思わず敵国王の首を落とした
トントン「嘘や・・・嘘やこんなん」
グルッペン「トン氏」
トントン「せや、今まで酷い事してきたから怒ってドッキリしてんねん。きっとどっかに隠れてっ」
グルッペン「いい加減にしろトントン!
・・・落ち着け」
グルッペンが首に手をやればとても小さく脈打っていてまだ死んでいない事がわかる
グルッペン「ロボロ、我が国とここら辺一帯のスピーカーをジャックして俺のインカムに繋いでくれ」
ロボロ「了解」
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たぴくん - めっちゃ続き気になります!更新頑張ってください! (2022年9月17日 21時) (レス) @page34 id: f184817549 (このIDを非表示/違反報告)
みずき - えっあ重っえあ、こういう作品好きです、応援しとります、更新頑張ってください (2022年9月17日 20時) (レス) @page34 id: 129e1b5429 (このIDを非表示/違反報告)
冥界の薔薇 - 更新ありがとうございます!とても続きが気になります!更新頑張ってください! (2022年8月7日 23時) (レス) id: c3c04812a2 (このIDを非表示/違反報告)
冥界の薔薇 - このような話めっちゃ好きです!他の作品も全て読まさせてもらいました!無理はしない範囲でいいので頑張ってください!応援しています! (2022年8月2日 9時) (レス) id: c3c04812a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:春よこーいw | 作成日時:2022年7月6日 3時