緊急事態 ページ22
皆が戻ろうとした所でロボロが異変に気付いた
ロボロ「ん？へんやな」
ゾム「どしたん？」
ロボロ「監視室とインカムが繋がらん」
シャオロン「それってヤバない？」
ロボロ「ヤバイなんてもんや無いわ！」
履き慣れた一本歯下駄を鳴らしながら廊下を走り出すロボロ
トントン「面倒事ってなんで減らんの！」
オスマン「喋ってないではしるめぅー」
ひとらん「お先」
ロボロに続きバタバタと走る幹部達
最後に鬱が監視室の前に着けば厳重なロックは解けていて、嗅ぎ慣れた嫌な匂いが流れてきた
鬱「うわぁめっちゃ入りたくねぇ」
トントン「ええからさっさと入ってこい！」
トントンの声に背中を押され監視室に入れば誰が誰かも分からないような肉塊達が転がっていて監視室は血塗れだった
コネシマ「ロボロ、情報だのカメラ映像は無事か」
ロボロ「情報だの映像は無事や今巻き戻して犯人探しとる」
珍しく雑面を外しカメラ映像が写る沢山の液晶をガン見しているロボロ
そんな中横から覗いていた兄さんがコイツだねと言い映像を止め、顔面分析をしていると一致したのはヴェル
ショッピ「うわぁロボロの元部下やん」
ロボロ「なんで・・・なんでヴェルがっ」
また映像を再生すればヴェルは仲間達を油断させ肉塊にした後カメラに向かって一礼してカメラを破壊した
エーミール「ロボロさん！こっちにも来てますよ！」
エーミールが別の液晶を指差しそれを拡大すれば血塗れのままカメラを破壊
オスマン「綺麗に出口を作っとるなぁ」
ひとらん「とりあえずお手上げだね。彼此処の出身らしいけど肉親は全ての死滅してるし他国と交流してる感じも情報もない」
コネシマ「完全犯罪ってか」
チーノ「っ！A・・・Aはどこですか！」
チーノが張り付くように液晶を見るがどこにも写っていない
鬱「いっいやぁナイナイ。部屋やろ」
ロボロが引き出しからドローンとコントローラを引っ張り出しカチカチと操作しAが寝泊まりしている物置を写すが誰もおらずバケツ一杯に溜まっているどす黒い何かと壁一面には文字が書かれていた
【die Zeit abgelaufen ist】
ぺ神「察するに血文字ってヤツだね」
グルッペン「ふむ、成る程時間切れか」
ゾム「ナニかが始まったで・・・グルッペン」
トントン「どうすんねん」
グルッペン「そうだな。とりあえず痕跡を辿ろう
楽しい楽しい鬼ごっこの始まりだ」
その場に居る全員の瞳が怪しく光った
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たぴくん - めっちゃ続き気になります！更新頑張ってください！ (2022年9月17日 21時) (
レス) @page34 id: f184817549 (このIDを非表示/違反報告)
みずき - えっあ重っえあ、こういう作品好きです、応援しとります、更新頑張ってください (2022年9月17日 20時) (レス) @page34 id: 129e1b5429 (このIDを非表示/違反報告)
冥界の薔薇 - 更新ありがとうございます！とても続きが気になります！更新頑張ってください！ (2022年8月7日 23時) (レス) id: c3c04812a2 (このIDを非表示/違反報告)
冥界の薔薇 - このような話めっちゃ好きです！他の作品も全て読まさせてもらいました！無理はしない範囲でいいので頑張ってください！応援しています！ (2022年8月2日 9時) (レス) id: c3c04812a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：春よこーいw | 作成日時：2022年7月6日 3時
