書記長とカメラ ページ33
トントン目線
自分の番が回り、下に降りて粛清剣をAへ向けるとAは肩を抑え、口にナイフを咥え俺の動きを待っていた
トントン「A、お前にこれから３つの道を示したる。好きなのを１つ選べ」
グルッペン「１つはそのままp国の捨て駒として死ぬ道だ、因みに俺達の為には一切ならないゾ！」
ゾム「２つ目は俺達をこの場で全員殺す道、勿論の事俺達は望んどらん！」
トントン「３つ目はめっちゃ簡単や、俺の・・・俺達の手を取って俺達と馬鹿騒ぎしようや」
剣を下ろし手を差し出すとAの瞳はこれでもかという程揺れていた
エーミール「A！私は・・・私は貴女を誇りに思ってます！助けてあげられなくてごめん。
俺、戦えんからそこにもいけん。グズでノロマな本の虫やけど・・・お前とAと一緒に居たいんや！」
泣きながらエミさんが訴えかけるとAはナイフを落としてしまった
母「早く殺しなさいA！じゃないとどうなるか分かってるわよね！！」
肩を震わせてナイフを拾おうとするAに呼び掛けた
トントン「お前はそれでええんか」
『え？』
トントン「お前は自分の意思も捨てて人形になりたいんか？バカみたいに命令にしたがって生きてたいんか？」
『それが・・・正しい事です』
ほーんそうですか、なら荒療治にはなるなぁ
トントン「エミさんと大先生！先に言っとくわ
スマン！」
一言謝ると俺はAの元まで走り頬を思いっきり叩いた
ゾム「トントーン！やりすぎやて」
トントン「甘えんなよクソガキコラ！」
シャオロン「あちゃースイッチ入ってもうた」
ギャラリーのヤジなんか今の俺には聞こえん
俺達を守りたいという意思を持って向こうへいったのにそれすらもドブに捨てようとしてるAがただ気に食わなかった
トントン「お前はもう赤ん坊やないんぞ！お前のやりたい事はお前が決めろや！人間やろがこのドアホ！」
壁まで吹っ飛んでいたAは泣きながら『でもでも』と言っていたので俺はそのまま手を差し出した
トントン「今選べや、自分の意思で！！」
少ししてAはナイフを握りこちらへ突進してくる
母「いいわ！そのまま殺しなさい！」
あぁダメか・・・と思っていると俺の目の前でAは地べたに座り込んでしまった
トントン「答えは？どうするん」
『・・・・・さい』
俺も優しくはない。上がる口角を抑え聞き返した
トントン「なんて？」
『私を・・・助けてください！！』
トントン「任せとき」
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葉っぱ - 完結お疲れ様です‼最終話を読んで今涙ボロボロでうっています。素敵なお話をありがとうございました。 (2022年1月17日 21時) (
レス) @page36 id: 2f7b225366 (このIDを非表示/違反報告)
あいる(プロフ) - 完結おめでとうございます！感動してしまったり微笑ましくなったりいろんな感情になりました！とても、面白かったです！ (2022年1月16日 13時) (レス) @page36 id: 072a11d2a3 (このIDを非表示/違反報告)
AYM - 完結おめでとうございます！！いやぁ、よかったよぉ(泣)この作品本当に好きですし、春よこーいw さんの作品全部好きです！ (2022年1月16日 10時) (レス) @page36 id: 74fcfd0a5e (このIDを非表示/違反報告)
プライ(プロフ) - 完結おめでとうございます！本当に好きな作品です！ (2022年1月16日 8時) (レス) @page36 id: ee059c340d (このIDを非表示/違反報告)
Siitake(プロフ) - カンケツオメデトウゴザイマス！オキニイリサクシャトウロクシツレイシマス (2022年1月16日 0時) (レス) @page36 id: 01565e1f6d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：春よこーいw | 作成日時：2021年10月30日 20時
