水色とカメラ ページ2
コネシマ目線
廊下を歩いているとあのガキがまた写真を撮っていた。なんで此処におんねん
ホンマ気に食わん
確かにエミさんの娘なのは認めんで?
せやけどそれとこれとは話がちゃう
そんな感情が入り交じりイライラしていると向こうから大先生のお気に入りメイドが来た
お気に入りや専属のメイドや従者は主から本人のイメージカラーのなにかを貰う
あのメイドの髪を止めているリボンもその中の1つ
あの女の娘やしどーせしょうもないクズやろ
と思い隠れて様子を伺う
メイド「はぁまた貴女?これ以上此処に居て貰っては迷惑よ!早く母親の所に帰りなさいよ!」
感情的に話すメイドとは裏腹に無表情で写真を撮っているA
そんなAにムカついたのかメイドはAを思いっきり突き飛ばすとAは階段に身を放られ下まで転がり落ちて行った
さすがにこれは不味いのではと思いAの元へゆっくり向かうとAは立ち上がる事をせず写真を撮り出した
コネシマ「なにやっとんねん、さっさと起きろや
邪魔くさい」
そう言うと『シャンデリアが綺麗なので』と言うとすぐ起き上がり片足を引きずりながら部屋へ戻って行った
少しばかり違和感を感じた気がするがまぁええか
さてと
コネシマ「この事はエミさんにも大先生にも報告するからな」
メイド「そっそんな!あんまりですコネシマ様!」
女の気色悪い声を聞き流しながら部屋への帰路へついた
バカな女やなぁ
俺が言わんでもロボロが証拠もつけて報告するやろうに
そんな事を思いながら歩いていると前からエミさんがキョロキョロしながら歩いて来た
珍しい事もあるんやなぁいつもは図書室から出てこんのに
コネシマ「エミさんどうしたん?なんか探しモンけ?」
エーミール「えぇ、お恥ずかしながらAの姿が見当たらなくて」
なんやおもろないなぁ
コネシマ「やったら部屋にでも居るんや無い?さっきそっちへ歩いてったで」
エミさんは礼を言うと踵を返してAの部屋へ向かって行った
あのガキの何処が良いのかすら分からず小さなため息が出た
コネシマ「はよ消えんかなぁ」
家族なんてフィクションなんにエミさんはなんでそう気にするかも分からんし
エミさんの娘でエミさんが囲っとるから俺が殺すんは出来んのがまぁあんな棒きれたいなガキすぐに死ぬやろ
そう思いながら午後の訓練へ向かった
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葉っぱ - 完結お疲れ様です‼最終話を読んで今涙ボロボロでうっています。素敵なお話をありがとうございました。 (2022年1月17日 21時) (レス) @page36 id: 2f7b225366 (このIDを非表示/違反報告)
あいる(プロフ) - 完結おめでとうございます!感動してしまったり微笑ましくなったりいろんな感情になりました!とても、面白かったです! (2022年1月16日 13時) (レス) @page36 id: 072a11d2a3 (このIDを非表示/違反報告)
AYM - 完結おめでとうございます!!いやぁ、よかったよぉ(泣)この作品本当に好きですし、春よこーいw さんの作品全部好きです! (2022年1月16日 10時) (レス) @page36 id: 74fcfd0a5e (このIDを非表示/違反報告)
プライ(プロフ) - 完結おめでとうございます!本当に好きな作品です! (2022年1月16日 8時) (レス) @page36 id: ee059c340d (このIDを非表示/違反報告)
Siitake(プロフ) - カンケツオメデトウゴザイマス!オキニイリサクシャトウロクシツレイシマス (2022年1月16日 0時) (レス) @page36 id: 01565e1f6d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:春よこーいw | 作成日時:2021年10月30日 20時