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「これ、明日使うの?」
「うん、こんちゃんが買ってきてくれたんだ〜」
といってもsanizonからだろうけど、と心の中で呟いた。清光はリップを手に取って不思議そうに見つめていた。そしてにっこりと笑ってこちらを向いた。
「嫌だったらいいんだけど、明日俺が化粧してもいい?」
「化粧.......って、私に?」
「主以外に誰がいるのさ。ね、どう?」
「ふふ、もちろんいいよ!明日の顔は清光にまかせちゃうね」
「え〜、それ俺責任重大じゃん」
そう言って清光は少し眉を下げて笑った。
現代のメイク動画で勉強するらしく、もう一個ある端末(こっちは現代の)を渡しておいた。
どうやら私がお風呂に入っているあいだに観て学ぶらしい。使い方はこんちゃんに頼んでおいた。
私はお風呂セットを持っていき、清光と一緒に大広間まで歩いた。
「明日、緊張する?」
「.......うん、政府に行くんだもん。清光は?」
「まぁ、少しは。でも悪いことじゃないんだし、気楽に行きたいよね」
確かに、悪いことではないんだから気楽に行けたらそれが1番だろう。まぁ相手は政府.......んんん、少し緊張してしまうくらいが丁度いいのだろうか。
「とりあえず主は今日もいっぱい働いたんだし、お風呂に浸かってのんびりしてきな?」
「そうだね、のんびりしてくるよ!」
少し賑やかしい、あかりが着いている大広間の前に着いたので清光と別れる。
外を見ると、桜の木が風に揺れていた。
_____
「ふぅ、さっぱりした〜」
清光が言ってくれたようにゆったりと浸かって疲れを解してからあがった。
少し長い髪もかわかして、大広間へと向かった。
因みに、本日も大広間で雑魚寝をする予定である。まだみんな少ないし、1人だと眠れなさそうな刀剣もいそうだからである。
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風来(プロフ) - ふわなさん» コメントありがとうございます☺️週1〜2更新という頻度ですがこれからも楽しんでいただけるように頑張りますね! (2022年6月28日 9時) (レス) id: 8908671b11 (このIDを非表示/違反報告)
ふわな - とっても面白いです!1から本丸を作るっていう小説を探してたので助かります…!!これからも更新頑張ってください!応援してます!! (2022年6月27日 12時) (レス) @page15 id: 71a4ce2144 (このIDを非表示/違反報告)
風来(プロフ) - 蝶姫さん» こちらこそ待って頂いて本当にありがとうございます!のんびり更新していきますのでどうぞ楽しみにして頂けると嬉しいです🙏 (2022年6月2日 11時) (レス) id: 8908671b11 (このIDを非表示/違反報告)
蝶姫(プロフ) - 再開ありがとうございます。本当に楽しみにしてました。更新頑張ってください。 (2022年6月2日 9時) (レス) @page11 id: 6ea3febf15 (このIDを非表示/違反報告)
朱鳥(プロフ) - 初めまして!この作品、とっても面白いですね!すぐ好きになっちゃいました!更新頑張ってください! (2020年2月1日 14時) (レス) id: 9576963819 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:風来 | 作成日時:2020年1月6日 19時