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昼休み。様々な人集りから逃げた加州、安定、青江の3人は人気の少ない屋上に繋がる階段の隅に集まっていた。
「改めてだけど、俺たちの任務は、この高校で歴史干渉に最も関わりのある人を見つけること。
そしてその人達と仲良くなる、または尾行をして、時間遡行軍を見つけ出す。」
「うん、今のところは何もわかんないよね…、2年生じゃないかもしれないし。
青江のクラスはどう？」
「気になる子は全くかな。悪い空気を漂わせている子もいなかったよ。」
「今のところ、特に何もないか………ん？」
コツリ。
僅かに、階段のほうから違う足音が聞こえてきたので清光は1度話を止めた。安定や青江も聞こえたようで、お互いに目を合わせてアイコンタクトをとる。
「…いや、本当に偶然だよねぇ。安定と清光もこの学校に転校なんて。しかも同じ日にさ？」
「青江、高校は香川の所って言ってたじゃん？家の都合？」
「うん、今は知り合いに大家さんがいるから、少し安くして部屋を借りてるよ」
「清光、青江！今日の放課後どこか行こう？この米花町全く知らないし！
この前、堀川が言ってたぱんけーき食べに行こう！」
「安定はそれが目的でしょ？」
聞かれては行けない内容から、向こうに聞こえるような声で青江は喋った。
その話に合わせるように、清光も安定も続けた。
暫くどうでもいいような話をしていると、向こうの気配がなくなったので、話を止めた。
「2人とも、あの気配は君たちのクラスの子だよね？」
「うん、さっきので確信した。ちょっとだけ喋り声も聞こえたし」
「確か、僕達の前の席の……」
「毛利さん、鈴木さん。それと世良さん。だね。」
「きっと興味半分で着いてきたのだろうけど、折角だしこの3人をまずはターゲットにしてみようか。」
それじゃあ、昼休みももうそろそろ終わりそうだし、教室に戻ろうか。
その合図で俺たちの作戦は開始した。
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きな - うわああ！更新頑張ってください！ (2023年3月24日 10時) (
レス) @page26 id: 7405d6c8ca (このIDを非表示/違反報告)
Ｑたん - どもども！神様ヤッホー★ 更新頑張ってください (2018年11月12日 23時) (レス) id: 1e4cd3bd39 (このIDを非表示/違反報告)
風来(プロフ) - ゆきうさぎさん» 指摘ありがとうございます！修正致しました！ (2018年6月12日 0時) (レス) id: 211bc7fd97 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきうさぎ(プロフ) - 最後の不動君のセリフの部分ですが、"与えるな"が"与えな"になっていますよ (2018年6月3日 17時) (レス) id: e6f8793f29 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風来 | 作成日時：2018年5月5日 17時
