検索窓
今日:5 hit、昨日:5 hit、合計:156,667 hit

3 ページ13

清光side


「お兄さん達って何か剣術でもしてるの?」


ビクリ、とは驚かなかったが、内心ヒヤッとした。だって初対面の小さい子供に、俺たちが剣術をしていると思って聞いてくる。だなんて思うわけがない。


「ん?してるけど、何で?」


俺が聞き返せば、少年は「簡単だよ」と平然と言った。


「お兄さん達の手のひら、タコができてるからね。ペンだこだったら、できる所は親指くらい。
でもお兄さん達は手のひらにあるでしょ?」


この少年ははそんな所まで見てたのか、と少し怪しいが、確かにそうだ。



「君、小さいのによく周りのことをよく見てるんだね。」


「ってことは、やっぱりそうなの?」


「まぁね、小さい時から剣道をしてるんだ。清光くんと、安定くんもね。」



やっぱり、こういう時は青江が1番役に立つそうでこの子供の疑問を返している。
すると丁度いいくらいに主じゃない、もう1人の店員が子供の頼んだであろう、珈琲を持ってきた。


いや、うん。子供が珈琲って。


確かに秋田辺りもブラックコーヒー好きだけど!人間の子供も普通に飲むんだ。なんて思いつつ。俺たちは注文していたものを待つことにした。



___


「はい、お待たせしました。
珈琲と、カフェラテ、オレンジと、パンケーキ」


主が何をしていたかと思えば、もう1人の店員さんに教わりながら、パンケーキの作り方と、珈琲のたてかたを聞いていたらしい。

隣にいる安定は大きな瞳をこれでもかと広げて嬉しそうにしている。


俺は飲み物を頼んでるから 珈琲を1口飲んだ。
ん〜、本丸で貰う珈琲の方が美味しいかも。なんて思ったけど口には出すわけがない。


緑茶に飽きた三日月が主に教わってインスタント珈琲を貰った。
そこから三日月は本格的に珈琲を作るようになった。

あの料理番長光忠でさえ、かなわなかった三日月の本気だ。流石は天下五剣。



「ひよみふ。ほへ、ほいひい!!(清光、これ、美味しい)」


「ちゃんと食べ終わってから言えよ。」


「そんなにいっぱい頬張っちゃって……パンケーキのことだよ?」


「青江!!!」
___
中間終わりました。
休みなので書いていこうと思います。

4→←2



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (235 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
671人がお気に入り
設定タグ:刀剣乱舞 , 名探偵コナン , クロスオーバー   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

きな - うわああ!更新頑張ってください! (2023年3月24日 10時) (レス) @page26 id: 7405d6c8ca (このIDを非表示/違反報告)
Qたん - どもども!神様ヤッホー★ 更新頑張ってください (2018年11月12日 23時) (レス) id: 1e4cd3bd39 (このIDを非表示/違反報告)
風来(プロフ) - ゆきうさぎさん» 指摘ありがとうございます!修正致しました! (2018年6月12日 0時) (レス) id: 211bc7fd97 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきうさぎ(プロフ) - 最後の不動君のセリフの部分ですが、"与えるな"が"与えな"になっていますよ (2018年6月3日 17時) (レス) id: e6f8793f29 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:風来 | 作成日時:2018年5月5日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。