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ドームへ着くなり、俺は早歩きでロッカールームへ向かった。


36「健太さん!!!!」

ドアを思い切り開けたからか、中にいた人がびっくりしていたが、俺としてはそんなこと気にしてる場合じゃなかった。


6「あ、大成」

36「健太さん!どうしましょ…あれ!」

6「まーまー落ち着けって。
とりあえず今日の試合終わってから空けとけよ」


36「わかりました…」

6「そんな心配すんなって!
とにかく試合に集中しろよ!」


そう言って笑顔ででていった。


あの人はいつもそうだ



.


自分が怪我しても、打てなくても、決して弱い自分を見せない。

そして立派な背中で引っ張っていってくれる。



今回もそうだ。


野球じゃないけど不安にさせまいと元気付けてくれる。


少しだけど俺の心の重りが軽くなった気がした。




.





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.




6「で、その鏡は変なものが映ると」


36「そーなんすよ、でも実際見てみたらそんなことなくて…」


6「ほーん、じゃあ、まあいくか。

こっから近いから歩いていくぞ」


36「え、歩いて…ですか?」

6「そう、ドームから近いんだよ」


そう言って健太さんはニッと笑った。

まさか知り合いがそんな近くにいるなんて…


.



.


6「すんませーん!」

36「え、健太さん…ここ…BARじゃないですか?」


6「そうだよ。ここでバイトしてるからね」


バイトォ??

てことは若い子なのか??

BARでバイトしてる子に解決できるのか??



.



そこで現れたのは


.



「あ、今宮さん!
いらっしゃい!」



普通の女の子だった。



6「Aちゃん!
急にきちゃってごめんね?」


"あの"健太さんが笑顔で話してる…←



「大丈夫ですよ〜〜


あ、あなたが牧原さんですか?」


36「え、あ、はい、そうです」


「はじめまして、柳Aです。

いきなりで申し訳ないんですけど、お話聞かせてもらえますか?」




36「あ、ああ。わかりました」



俺は今まで起こったことを話した。




.




.

.→←.



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るかわ(プロフ) - 作者のるかわです!前のアカウントにログインできず、別のアカウントで続編を作成しています!https://uranai.nosv.org/u.php/novel/ohtnnkmr1/ (2020年6月21日 22時) (レス) id: 98036951f0 (このIDを非表示/違反報告)
るかわ(プロフ) - 夢の人さん» ありがとうございます!テストとスランプを乗り越えて更新します! (2020年1月13日 17時) (レス) id: 66bfd50516 (このIDを非表示/違反報告)
夢の人(プロフ) - 初コメです!おもしろいです!続きがみたい.........! (2020年1月4日 3時) (レス) id: 65275ecd7a (このIDを非表示/違反報告)
るかわ(プロフ) - けーんーたーさん» ほんとですか…(歓喜)ありがとうございます(泣)更新頑張ります! (2019年9月17日 21時) (レス) id: 66bfd50516 (このIDを非表示/違反報告)
けーんーたー - いつも読んでますー!今までの全部面白いです! (2019年9月17日 14時) (レス) id: 09690ecee5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:るかわ x他1人 | 作成日時:2019年9月10日 16時

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