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ガンッッッ！
.
.
.
7「……？」
いつまでたっても痛みが襲ってこない
そう思ったとき
ドンッ
ポールが俺の真横に倒れてきた
あと数センチで俺は…………
7「助かった……のか？」
9「晃！大丈夫か！？」
7「ああ、まあ、なんとか」
前から選手やコーチが走ってくるのが見える
周りはざわざわしてるし、アナウンスで中止の放送も流れている
9「ポールが倒れてくるなんてそうそうないけん、よほどボロボロやったんかの」
7「まあ、確かに滅多にないよね」
俺の心臓はまだばくばくしていた
7「！
そうだ！ボールは！？」
9「ボールなら俺が取っとるけど。
しかしすごいもんじゃなあ、ボールがポールにあたって倒れてくる軌道が変わるなんて」
.
7「…は？
ボールが……あたったの…？」
9「そうじゃ、ボールが当たらなかったら、お前、今頃お陀仏やぞ」
7「でもあたったくらいで、そんな……」
9「まあ、普通はそんくらいじゃポールはうんともすんともしないじゃろうな。
でもあたった瞬間とんでもない音がなっとったから、打球の威力が半端なかったってことや。
これは、打ったやつに感謝すべきじゃな。
晃、あとで相手のベンチに」
7「違う」
9「？」
7「打ったやつじゃない……」
これは
これは赤原が
7「俺を助けてくれたんだ」
自分と同じ目に遭わないように
俺はずっと警告されてたんだ
7「友達に」
7「ありがとう、赤原」
俺は涙を止めることができなかった
_____________________
1「しっかし、晃になにもなくてよかったよ」
7「すみません、内さん。
心配かけて…」
1「いやいや、まあ今日は動き悪かったけどな〜」
7「うっ…」
1「はは、冗談や冗談。
それより、さっきギータがお前のこと呼んでたぞ」
7「え？ギータが？」
.
.
7「ギータ、なに……………………って」
俺と今日コンビニでぶつかった女性が、なぜかギータの横にいる
9「晃！お前ちょっと見てもらった方がええ！
ほら、こっちきんしゃい」
「柳田さん、ですからもうあきらくんにはなにも付いていませんって」
9「そんなことな………
あきらくん…？」
.
.
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るかわ(プロフ) - 作者のるかわです！前のアカウントにログインできず、別のアカウントで続編を作成しています！https://uranai.nosv.org/u.php/novel/ohtnnkmr1/ (2020年6月21日 22時) (
レス) id: 98036951f0 (このIDを非表示/違反報告)
るかわ(プロフ) - 夢の人さん» ありがとうございます！テストとスランプを乗り越えて更新します！ (2020年1月13日 17時) (レス) id: 66bfd50516 (このIDを非表示/違反報告)
夢の人(プロフ) - 初コメです！おもしろいです！続きがみたい.........！ (2020年1月4日 3時) (レス) id: 65275ecd7a (このIDを非表示/違反報告)
るかわ(プロフ) - けーんーたーさん» ほんとですか…（歓喜）ありがとうございます（泣）更新頑張ります！ (2019年9月17日 21時) (レス) id: 66bfd50516 (このIDを非表示/違反報告)
けーんーたー - いつも読んでますー！今までの全部面白いです！ (2019年9月17日 14時) (レス) id: 09690ecee5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るかわ x他1人 | 作成日時：2019年9月10日 16時
