47cm差です2【江口拓也】

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神谷「そろそろお開きにするか」






神谷さんの一言で皆早々に帰る準備を始めた
もうこんな時間か、やっぱり楽しい時間はあっという間だな








貴方「タクシーお先にすみません…お疲れ様でした！」






女性だからと最初に来たタクシーを譲ってくれたので有難くお礼を言い乗り込んだ






良平「えぐ、家近いんだからお前もついでに乗ってけ」


貴方「え」








私が乗った後すぐに良平さんがえぐを無理やり車の中に押し込んだ







良平「○○までお願いします」


運転手「かしこまりました」


貴方「ちょ、良平さん！」


良平「んじゃAの事頼んだぞえぐう」







焦る私とニヤニヤ笑う皆を置いて車が発車した
良平さん〜〜〜〜〜〜〜！！！！









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貴方「もう！なんでえぐまで！」


江口「しょうがないだろ〜？良平さんに無理やり乗せられたんだから」







なんの為のでかい図体なの！？
なんて怒って見せてるけど内心一緒に帰れて嬉しい
ただ心臓がバクバクうるさい








江口「とか言って一緒に帰れて嬉しい癖に」


貴方「はあ！？そんな訳…っ」


江口「俺の事好きな癖に」


貴方「なっ…！」


江口「さっき言ってたじゃん俺の事好きだって」


貴方「！」








やっぱり聞いてたんだ…！最悪だ！バレた…！







江口「俺も好きだよAの事」


貴方「えっ」


江口「同期として」


貴方「……………………はあ？」


江口「Aも同期としてってことだろ？」







こいつ…！そうだえぐは激ニブだった
それに普段からこんなんだからそう思われても仕方ないよね
気持ちがバレなくて良かったけどなんか複雑…

それにやっぱりえぐは私の事同期としてしか見てないんだ
私は恋愛対象にすら入らないんだね









貴方「…寝る」


江口「ん、着いたら起こす」







えぐのバカ
進展したいと思っても何も出来ない自分はもっとバカ







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