カレカノごっこ4【梅原裕一郎】

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江口「っしゃ！当たった！」


貴方「お〜！お見事！」







凄いな〜、お祭りって射的もやってるんだ！
そして江口さん射的上手！







梅原「ヒツジもやる？」


貴方「うん！やってみようかな！」


西山「頑張れ！」






お店の人にコルク銃を受け取り1番手前にあるお菓子を目掛けて打ってみた


外れちゃった！結構難しいな








梅原「下の方から右上に回転かけるイメージで打ってみ」


貴方「右上に回転…」







裕一郎くんに言われた通り下から右上にかけて打ってみるとコルクがお菓子に当たり下に落下した








貴方「当たった！」


江口「凄いじゃん！」


西山「ナイス！」








凄い！裕一郎くんに言われた通りやったらできた！
やっぱり裕一郎くんって物知りなんだな〜



お店の人に当たったお菓子を受け取った
普通に買うよりなんだか嬉しいな








梅原「良かったな」


貴方「うん！」








優しく微笑む裕一郎くんに微笑み返すとある会話が聞こえてきて耳を傾けた








「あの人めっちゃイケメンじゃない？」


「ほんとだ！俳優かモデルみたい」


「声かけてみる？」


「でも彼女居るっぽいよ」


「えー、妹じゃない？」


貴方「…」








私って周りからは妹に見えるんだ
そうだよね、裕一郎くんみたいにカッコイイ人私なんかじゃどう見たって不釣り合いだもん

けどその言葉が妙に胸に突き刺さって受け取ったお菓子をギュッと握りしめた









梅原「…ヒツジ」







裕一郎くんに名前を呼ばれて顔を上げると目の前に裕一郎くんの顔が合って気づけば唇が重なっていた







貴方「なっ…！」


「なーんだやっぱり彼女じゃん」


「しょうがない、行こ行こ」








こ、こんな所でキスするなんて…！
通りすぎる人達がクスクスと笑うのを見て急激に恥ずかしくなってその場から逃げ出した






西山「あっ、A！」






もう〜〜〜！外ではやめてって言ったのに！






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