カレカノごっこ4【梅原裕一郎】

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関谷「これなんかいいんじゃない？」







ズラリと並ぶ真っ白なウエディングドレス
こんなに綺麗なドレスを着ていつか裕一郎くんの隣を歩けたら、そう思った事もあったな








関谷「Aちゃんはどれがいい？」


貴方「なんでもいいです。関谷さんが決めてください」


関谷「じゃあこれなんてAちゃんに似合うんじゃないかな」









何だっていい。
こんな意味のない事、どうだっていいんだ









関谷「ドレスも予約できたし順調に準備が進んでるね」


貴方「そうですね」


梅原「A」









店を出ると名前を呼ぶ声がして顔をあげると裕一郎くんが目の前にいた
久しぶりに見た裕一郎くんに心臓がギュッと握りつぶされるような感覚に陥った


突然の事に驚いてる私を他所に裕一郎くんは私の手を握った









梅原「帰るぞ」


貴方「！」









慌てて手を振り返って背を向けた









貴方「ごめんなさい。私、関谷さんと結婚したの」


梅原「…」


貴方「もう裕一郎くんの所へは行けない」


梅原「A」


貴方「っ…」









裕一郎くんは私を真っ直ぐ見つめてただただ手を伸ばしていた
今すぐその手に自分の手を重ねたかった

けど出来ずに顔を背けてしまった









梅原「…」


貴方「…」


関谷「…さ、行こう」









関谷さんに肩を捕まれ2人で歩き出した




裕一郎くん…ごめんなさい…っ









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新作です！！！

47cm差です【江口拓也】



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