カレカノごっこ4【梅原裕一郎】

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梅原「…」


貴方「…」






さっきまで手を繋いで楽しく歩いていたのに今は裕一郎くんの半歩後ろを歩いていた

また私のせいで裕一郎くんを怒らせてしまった
嫌われちゃったかな、それだけは絶対に嫌だ…！


そう思って裕一郎くんの服を掴んだ








貴方「ごめんなさい…」


梅原「…」


貴方「私…好きになったのも付き合ったのも裕一郎くんが初めてだから何がダメとか全然わかんなくて…っ 裕一郎くんの事傷つけた。ごめんなさい！」


梅原「…」


貴方「でも壮馬くんに似合うって言われた時も今日の朝も考えてたのは裕一郎くんの事だけだよ、裕一郎くんに可愛いって思って欲しかっただけなの。でも裕一郎くんが嫌ならもう着ない」








裕一郎くんに嫌われたらと思うと涙が溢れた
ずっと無言の裕一郎くんに更に涙が溢れて拭っていると頭を優しく撫でられて顔をあげた








梅原「ごめん、強い態度取りすぎた」


貴方「そんな事ないよ…！私のせいだから…ごめんなさいっ」


梅原「そんなに謝んなくていいよ、ただの嫉妬だから」


貴方「裕一郎くん…」


梅原「Aが他の男に選んでもらった服着てんの嫌だ」


貴方「うん、ごめんね」


梅原「その分俺と一緒に買い物しよ、俺がAに似合う服見つけるから」


貴方「うん…！」








もう怒っている様子のない裕一郎くんにホッとした
それにこれから裕一郎くんといっぱいお買い物できる！









梅原「その服似合ってる」


貴方「ありがとう！」


梅原「行こ」







今度は私の手を取って一緒に歩き出してくれた








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