カレカノごっこ4【梅原裕一郎】

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今日は裕一郎くんと久しぶりのデートをします！
昨日から何を着ていこうかずっと悩んでるのにまだ決まらない

そろそろ他の準備も始めなきゃ間に合わない！







貴方「あ、これ…」







前に壮馬くんに会って似合うと言われた服だ
裕一郎くんも似合うっ言ってくれるかなと思って買ったけど着る機会がなくてずっとハンガーにかけっぱなしだった

そうだ、どうせならこの服を着ていこう！



いつもよりちょっとメイクと髪型に気合いを入れて戸締りをして家を出た



いつも会ってるけどこうして待ち合わせを決めて遊びに行くって凄く素敵だな…
楽しみだし早く裕一郎くんに会いたい




待ち合わせ場所に行くと裕一郎くんが壁に寄りかかって携帯を弄っていた…が、なにやら数人の女性に囲まれていた







「モデルさんですか？」


梅原「…」


「おひとりですか〜？」


梅原「…」


「良かったお茶しませんか？」


梅原「…」







また声掛けられてる…
ただ本人はガン無視だけど…笑
でも他の女性に興味を示さない態度は私にとっては凄く有難いし安心するし何より嬉しかった



なんとなく声を掛けにくくて裕一郎くんを囲む女性達の後ろでぽつんと立っていると私に気づいて笑顔で駆け寄ってきた








梅原「いるのになんで声かけないんだよ」


貴方「ごめんなさい…笑」


梅原「ん」







当たり前のように手を差し出されてそれだけでキュンっとときめいてしまう

自分の手を重ねると優しく包み込んでくれて歩き出した
一応…と思ってさっきまで裕一郎くんを囲っていた女性の皆さんにペコッとお辞儀をするとなんだかニコニコしていた









「見た？あのイケメン声掛けてもガン無視だった癖に彼女来た瞬間あの笑顔」


「彼女の事大好きなんだろうね」


「彼女さん小さくて控えめで可愛かったね」


「羨ましいわ」


「「「お幸せに」」」








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いつもご愛読ありがとうございます！



気づけばお気に入り者数が1000人を超えていました…！
とても嬉しいです！



コメントを残してくださる方も増えてきて、「はっとりさんの作品全部好きです」と言われた時は嬉しくて舞い上がりました( ᵕ̩̩ㅅᵕ̩̩ )



これからも楽しんで読んでもらえるように頑張りますのでどうぞよろしくお願いします！



さし支えなければ評価もお好きな☆を押して頂きたいです！





はっとり




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