Ｎｏ．３６ ページ36
昨日のとどろんはすごく不機嫌だったけど朝には普通になってた
そういえばとどろんが変わったのっていつだっけ？
確かに５年前…かな？
あっ…うん、そうだ
私が誘拐されそうになった時だ
そこからとどろんが変わった気がする
前々からあんな感じだけど、５年前から友達を作ろうとはしなかった
ずっと私の側にいた
あれ…？そうなると私のせいなのかな？
私がとどろんの邪魔してるのかな？
うーん…やっぱりそれしかないもんね
でもまたこんな事言ったらとどろん不機嫌になるし言わないでおくけど、やっぱりこのままって良くないと思うんだ
フォローしつつ私が付いていけばいいと思う
うん、そうだ、それがいい
轟「体調悪いのか？」
A「え？」
轟「シワが寄ってた」
A「ちょっと考え事、大した事じゃないよ」
轟「そうか」
A「はぁ…今日も１日が始まるのかー…」
轟「お前はヒーローになりたくないか？」
A「ヒーローになれって言うならなる、好きでやるっていうのとは違うかな？」
轟「すまんな」
A「はは、今さら？でも別に嫌でもないよ
ただ面倒だけど…とどろんが居てくれればいいや」
轟「…あぁ」((ﾌｯ
あ、機嫌が良くなった
やっぱりとどろんは私が居ると落ち着くみたい
とどろんが今の人たちに慣れるまでずっと隣にいるよ
私馬鹿だけど分かるよ
きっといつかは私たちは離れる事を
だからそれまでは…
A「行こう！とどろん！」
轟「走ると転ぶぞ」
A「子供じゃないもん！」
轟「子供だろ、まだ」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 266人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
