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Ｎｏ．２９ ページ29
麗日「あれ？石屑さんコスチュームは？」
A「いやー、分からなくてさー？」
麗日「分からない？え？自分で出したんやよね？」
A「いやとどろんが…」
麗日「とどろんって…轟くん！？そういえばめっちゃ仲良いよね！幼なじみって聞いたけど本当はどうなの！？」
A「え？どうってただの幼なじみだよ」
麗日「嘘やー！！(轟くんは間違いなく！！)」
A「いやいやマジで、それ以外ならあ兄弟だって」
八百万「ほらお二方、話してる時間はありませんよ！今は授業中ですわ！」
麗日「せやった！また詳しく聞くかんね！Aちゃん！」
A「えー…」
いつの間にか下の名前で呼ばれていた事は置いといて
また何を聞くというのか
とどろんと私は普通の幼なじみや
それ以下でもそれ以上にもならんわ
この世界では恋愛なんてまだしてないけど、前世ではちゃんと彼氏いたかんね
それくらいの知識はある
だからこそ分かってる
とどろんの私への想いは幼なじみとしてあると←
八百万「石屑さん！早く行きますわよ！」
A「あ、うん！」
早く行かないと怒られちゃう
今は授業に集中しないとアカンな
だって怒られたらヤバいじゃん
先生がみんなヒーローだもん
ボコボコにされるのが落ちや
轟「遅い…つか何でジャージなんだよ」
A「いや分からんよ、私には」
轟「はぁ…後でちゃんと教える」
A「別にいらな((
轟「教える」
A「はいはい」
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