【黒子のバスケ】あなたの歌姫 ７

story…２４６ ページ6

『それでは歌っていただきましょう

　ASAGAOさんで…"あなたの歌姫"』



　ようやくこの曲を歌える


　本当はあなたに初めて聞いて欲しかった


　けどもしかしたら…見てくれてるかもしれない


　帝光中学校


　私とあなたの出会いの場







ASAGAO『この学校(ばしょ)のこの屋上が


　私とあなたの出会いの場なの


　今日からあなたとの秘密の場所


　絶対に秘密にしてよね


　ちょっと何するの


　こんな卑猥な歌詞を歌わせないで


　今、あなたの気持ちを書いて 歌わせて

　
　あの時、私を見付けてくれた本当の理由は違うでしょう？


　oh〜


　私にもっと歌わせて


　世界あなただけの歌姫なの』





　ゆっくりと階段を上がる


　懐かしい校舎


　懐かしい階段


　あなたとの思い出の場所


　この先にあるのは…





ASAGAO『あなたに出会ってからの


　私の気持ちは秘密なの


　今日もまたあの場所であなたを待つ


　毎日が楽しみにで仕方がない


　でも最近のあなたは元気がない


　すごく心配だわ


　そうだ、私の歌であなたを笑顔にさせる


　想いは届かなくてもいい


　この歌が届けられるなら


　あの時出会えた喜び


　いつもいつまでも心(ココ)にあるよ』





　屋上に着いて私は手を広げる


　それと同時にカメラが上を向く






ASAGAO『どんなに離れていても私は


　あなたを想い続けてゆく


　私にずっと歌わせて


　世界であなただけの歌姫なの』





　歌えた


　私が、ASAGAOが出来たこの大切な屋上(場所)で…


　この曲は売れなくていい


　あの人に…彼にだけ伝わればいいんだ


　この曲はあなた…青峰くんの為に作った曲なんだから






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初音ミクの"あなたの歌姫"を替え歌にした曲にさせていただきしました！！

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