【黒子のバスケ】あなたの歌姫 ３

story…９２ ページ12

青峰「人を怒らせた？」


A「うん、フウちゃんたちは大丈夫だよって言ってくれたけど

私の返信の仕方が良くなくて…」


青峰「何て送ってたんだ？」


A「いつもは"彼"の方から連絡来るんです」


青峰：ピクッ


A「けどどうやって返したらいいか困って…"そうなんですね"とか"頑張って下さい"とかしか言えなくて…」


青峰「…聞いていいか？」


A「何？」


青峰「その相手って、"男"なのか？」


A「あ、うん、そうなの

幼馴染み以外の男の子の友達、青峰くんしか今までいなかったから」


青峰「…ふーん」


A「青峰くん？」


青峰「いや、別に？」






あれ…怒ってる？


私、何か悪いこと言っちゃった？


でも相談しただけだし…






A「あの、えっと、それで、どうしたらいいかな？」


青峰「別にお前はそのままでも良いの思うぜ？」


A「でもやっぱり気になって…」


青峰「その男をか！？」


A「え、あ、うん」


青峰「(お、落ち着け、きっとそういう意味じゃねぇ)

大丈夫だと思うぜ？嫌ならそんなLINEなんてしてこないし、その相手がそういう性格なのだろ」


A「そ、そっか…うん！ありがとう！やっぱり相談して良かった！

男の人の事は男の人に聞いた方がいいかなって思って…」


青峰「おう！ちなみに聞いていいか？」


A「な、何かな？」


青峰「その男友達って、ここの学校の奴か？」


A：ブンブンっ


青峰「他校生って事か…」






まぁ、確かにそうなるよね？






A「うん」


青峰「何処で知り合ったんだ？」


A「スタジオで、お母さんの知り合いで…」


青峰「お母さんって…まさか芸能人！？」


A「う、うん」

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