〚用語説明〛 ページ3
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〚蒼月片〛
【蒼い月】より落下した欠片。地表への落下後、詳細不明の生命体【エネミー】を生み出す。現在その原理は究明中であるが、判明している事実はごく僅かである。また【蒼い月】同様正体不明の放射能を保有しており、周囲にいる生物の汚染が確認されている。汚染された生物は自覚しないうちに思考が【蒼い月】の制御下に置かれるようになり、欠片同様放射能を放つようになる。宝石のような透明度を保有し、蒼白い光を放つ姿が報告されている。放射能の発生は直径5センチ以下に砕くことで停止し、以後は光を放つ単に美しい隕石に成り果てる。それがどのような原理であるかは現在究明中であり、5センチ以下に砕いた欠片を一処に集めても再び放射能が蘇ることは確認されなかったため、その現象は不可逆なものであると推測される。
〚エネミー〛
地球地表に落下した【蒼月片】によって生み出された詳細不明の生命体。
体長は最小2m、最大8mまで目撃例がある。
階級は『一芒星・ニ芒星・三芒星・四芒星・五芒星』の5段階に分けられている。
以下の基準で階級は定められており、冒頭の数字が大きくなる事に脅威度が高まる。
黒地に赤い線が浮かび上がる体表には鋭く尖った突起物が視認でき、眼球と推察できる部位は異様に赤く発光していることが報告されている。
また、満月に近づけば近づくほど凶暴化することが認知されている。
彼らの目的や意思の詳細は未だ不明であるが、単なる加害や制圧ではなく、殺戮が目的であるのは確かである。
★★★★★五芒星級 (約7-8m)
・ 最高位の知性と戦略性を持つ
・人間との意思疎通が可能
・固有の特殊能力を操る
・人型もしくはそれに準ずる姿をしていることが多い
・ 数は極めて少ない
・『異能』に似つかわしい能力の発露が確認できる
★★★★ 四芒星級 (約5-6m)
・ 高度な戦術的思考が可能
・限定的なコミュニケーション能力
・部下の統率や指揮が可能
・複数の特殊能力を組み合わせて使用
・人型/獣人型が多い
・『異能』に似つかわしい能力の発露が確認できる
★★★ 三芒星級 (約4-5m)
・基本的な戦術思考が可能
・群れの中での役割分担を理解
・獣型/変異生物型が多い
・中級指揮官として機能
★★ 二芒星級 (約3-4m)
・本能的な狩猟本能と基礎的な知性
・群れでの行動が基本
・変異生物/昆虫型が多い
・一般的な戦闘単位
★ 一芒星級 (約2-3m)
・基礎的な本能のみ
・単純な攻撃パターン
・獣/虫/植物型
・最も数が多い

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作者名:はてな | 作成日時:2025年1月4日 22時