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〚世界観〛 ページ2
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〚世界観〛
【蒼き月】は、静かに地球を見下ろしている。
60年前、太陽系外から飛来したその飛翔体は当初ただの彗星と見なされていた。しかし20年前、その軌道は突如変わり地球の周囲を旋回し始める。
そして夜空に蒼き光を放ちながら、欠片――識別呼称【蒼月片】を地上に降らせた。それが全ての始まりだった。
蒼月片が産み落とす異形の存在「エネミー」、あるいはそれが撒き散らす放射能による生物汚染は、人類を破滅へと導いた。
生き残った人類は地下へ逃げ延びたが、蒼月片の落下は止まず、「月災」と呼ばれる災厄は今も続いている。
この終わりなき『夜』に抗うため、人類は対月災特務機関「Neumond」を結成した。だが、蒼き月の真意も、エネミーの全貌も、いまだ謎に包まれている。
蒼き光が昇るたび、世界はまた一歩滅びへと近づいていく。

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作者名:はてな | 作成日時:2025年1月4日 22時