🗝 ページ8
赤side
朝起きて下に寝ていた神ちゃんを見ると
すでに起きていたのか、寝っ転がってスマホをいじってた。
赤｢…おはよ｣
緑｢あ、おはようございますっ｣
赤｢別に俺が起こしたのに…｣
緑｢いや、、荷物にはなりたないから……｣
そう言って俯く君は、
なんか可愛いww
ダメやダメや。悪い癖…笑
赤｢ご飯たべよか。｣
緑｢ん、準備手伝います｣
'
外出用の服を神ちゃんに貸して、一緒に外に出る。
この屋敷の玄関は鍵かかるように作ってあるけど、
もう錆び付いてて結局鍵はかけられない。
まぁ、鍵自体、昔のキーケースみたいなのにかかってるけど、
めっちゃ種類あんのよ
ほんとバカみたいにw
とかなんかしながら、敷地の外へ。
緑｢大毅くん……ほんまは能力、使えたりします…？｣
突然の質問。
赤｢え？｣
緑｢ぁ いや……
昨日、外におったけど起きたらベットにいたのが不思議で…
どうやって移動したんやろ、て思ってたら
今日、洗濯物乾かすとき……｣
あ〜そゆこと。
もしかして、
洗濯の竿に服を浮かしてかけてたん見られてた ってこと？
赤｢せやで。
いっつも能力で干してる。｣
いつかはバレることやし。
緑｢じゃあ貴族かなんかなの……？｣
赤｢……ちゃんと話すな。｣
この世界の能力は先天性。
大体の人が生まれてからの能力の強さは変わらない
俺が使えるのは"魔導師"の能力のみ。
この周辺の国では昔ながらの上級貴族が"魔師"という能力を持っている。
まぁ違いと言えば、
"魔師"はオールジャンルな能力を持ってるけど、"魔導師"は1つの能力しか使えない。だからこそ、この能力はピカイチ。
みたいな感じ
赤｢まぁ、魔導師のも元々俺にはなかってんけど、
幽閉すんのを最後まで渋ってた父がせめてもの贈り物で能力くれたんや｣
緑｢…そ、っか……｣
お互い声のかけ方を忘れしばしの無言。
その代わりにいつもの商店街の賑わいが聞こえてきた。
'
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 244人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
影虎ちかげ(プロフ) - たまごんさん» えぇぇぇっ！！私なんかに勿体ないほど褒め言葉ｯｯ……めっっちゃ飛び跳ねて喜んでます( ﾉ ꇴ ˋ͈)ｷﾞｬｧｯ笑 たまごんさんのお話大好きですが、たまごんさん自身も本当に大好きです♡(アプローチ、気持ち悪くてすみません笑 (2022年10月16日 18時) (
レス) id: 628df1da7a (このIDを非表示/違反報告)
たまごん(プロフ) - 影虎ちかげさん» いえいえそんなとんでもないです。この作品も含め、ちかげさんの作品は青い鳥でフォローしてくださってる皆さんへ紹介したいぐらい可愛くて素敵な作品です。是非沢山の方々に読んで欲しいです！！ (2022年10月16日 11時) (レス) id: a52a01105d (このIDを非表示/違反報告)
影虎ちかげ(プロフ) - たまごんさん» たまごんさんにそんなお言葉頂けるなんて…！！誇らしい気持ちでこのお話書き進められそうです(´˘`＊)まだまだ先は長くなるつもりですが、続きもぜひお楽しみ下さい😊 (2022年10月16日 7時) (レス) @page21 id: 628df1da7a (このIDを非表示/違反報告)
たまごん(プロフ) - やっぱりちかげさんの作品好きです♪みんな可愛くてキュンです！これからも更新を日常の楽しみの1つにさせてください。 (2022年10月15日 23時) (レス) id: a52a01105d (このIDを非表示/違反報告)
影虎ちかげ(プロフ) - 読む専ペンギンさん» すみません💦投稿するのに焦ってしまって忘れていましたm(_ _)m教えて頂けなければ忘れる所でした、ご指摘頂きありがとうございました！ (2022年9月24日 8時) (レス) id: 628df1da7a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：影虎ちかげ | 作成日時：2022年9月23日 23時
