転職失敗【d!】

20万円 ページ21

”




「も、も、もっ……む、無理………入り……ません………」

zm「オラオラァ、最初の勢いはどこ行ったん？もう終わりかぁ？」





zm「まだ食えるんやろ？」






「ﾋｨｯ………(泣)」






突然で申し訳ないのですが、助けてください





＝遡ることおよそ10分前＝



周りの幹部達に見られながらも順調に食べ勧め、底の見えなかった皿を真っ白にした私は、デザートへと進路を移す


「んん〜………これまた美味しい………」



元々甘党な私は、プリンを大量に摂取していた


とても楽しかったし、幸せだった



まだ、







その時は









??「美味しそうに食べるよなぁ、A」


「へっ……？」



プリン5個目の時に後ろから急に話しかけられ、巨大な影が出来ていることに気づいた
サッと後ろを見てみると、ニヤリとギザ歯を見せて悪い笑みを浮かべた緑色の彼、がいるではないか



rbr「ゾム……女子やからな？忘れんなよ？」

kn「ｱｰﾊｯﾊｯ!!!ゾムの洗礼やぁ!!」



パーカーのフードで隠れた目と、私の目を合わせると周りがざわつき始める



この雰囲気、周りの反応、何か嫌な予感がする




どうやら目の前で大量のプリン背後にニヤついている緑パーカーはゾムと言うらしい




「あ、あの………？」




いやな、違うよね、そんなわけないよね、だって新人だし、女子だよ？



そんな訳…………





zm「もっと欲しいんちゃうん？」



ｶﾞﾂｯ



「んぐっ………!!!???」




案の定、悪い予想は的中し、プリンを突然口に突っ込まれた
突然だったので咳き込みそうになるが、何とか我慢して口の中で溶けた甘いプリンを喉へ流す



「な、何すｒ」

zm「ほれほれー」


「うぇっ……!!!」



どうやら話は聞く気がないらしい
追加でプリンを2〜3個分口に放り込まれて、甘いバニラプリンが口から溢れそうになる



「あ、あふっ……ふぁ………」


zm「ﾊﾊﾊﾊｯ!!!おもろいおもろい！」



溢さないように必死にモゴモゴしている私を横に緑パーカーは面白いと笑った


一種の拷問でしょうか


必死に飲み込んで口の中を空にしてもすぐに追加される
甘い濃厚なバニラの香りが常に口を満たしていた



た、たうけて……たう……たす…けて…………



誰かこの人を止めてくれ、そんな思いを込めて隣のショッピさんを見てみるも





shp「フッ、ご愁傷さまっす」






ただ煽られるだあった


そして最初に至る

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