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”
Aは、暗く、狭い場所で怯えて弱々しく震えていた
ut「A……？何処行ったん……？」
大先生が私を探す声
口から漏れる息を手で抑えてジッと気配を消した
kn「……俺見たで…絶対ココや」
「！」
目の前まで来ていると直感的に感じた
ゴクリと息を呑む
kn「ここやっ!!!!」
ﾊﾞｻｯ!!!!
「うっ……」
外からの光が一気に入ってくる
眩しくて周りがチカチカするので目を細める
自分が隠れていたのはテーブルの下
シッマが「やっぱりな〜」と言いながら私を引きずり出そうとする
自分がこうやって隠れているのには理由があった
およそ10分前
広い廊下を、2人に手を繋いでもらいながら歩く
向かう途中、質問コーナーを開いたりして大盛りあがりだった
いつの間にか着いた食堂
Aは上機嫌のまま食堂に入った
…しかし、食堂には知らない男の人達がいっぱい居た
全員好奇の目で私を見て、面白そうに笑ったり無表情だったり…
さらに一番奥には怖そうな金髪の男の人が目を光らせながら座っている
そして怖くなったAは、正当防衛のためにテーブルの下に隠れたという訳だ
kn「怖くないで〜！全員俺の仲間や！」
「……こわい……」
kn「こ〜わ〜く〜な〜い!!!!」
知らない人がいっぱいいる中で食べたくないAは粘る
シッマはそんなワガママに頬を膨らませて怒っていた
kn「出てこないと食べれへんで？」
kn「今日の昼はなんやろなぁ…ステーキちゃうかなぁ……」
「………」ｺﾞｸﾘ
ステーキという言葉に反応した私は、少しだけ前にずれる
ピンときたシッマは、美味しそうな言葉を吹きかけ続けた
kn「肉汁たっぷり…ソースはシェフが作った特製の……」
「う…ぅ……」
Aの力が緩む
その一瞬の緩みも見逃さず、シッマがひょいとテーブルの下から引っ張り出した
「ハッ…!!??」
kn「すきありや！」
「むー……」
そのまま抱っこされて、少し高くなっている椅子へと運ばれた
隣には大先生がいる
シッマは、「大人しくするんやぞ？」と言って私を椅子に下ろすと、反対側の席についた
右隣には大先生、左隣には……ペ神と同じように『天』と書いた紙が貼ってある…
『子供』がいた
自分以外にも子供が居たのだと少し安心する
その子は肘を付いて口角を上げながらこちらをじっと見ている
なんだか仲良くなれそうな気がしてきた
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ハサミ(プロフ) - かみぶくろさん» あー…そうですね……テスト期間終わってからにしますか…あ、もちろん入ったらコメント消しますよ！うん…てすとがんばゆぅ…（白目） (2021年8月19日 6時) (
レス) id: 04bd2d1c54 (このIDを非表示/違反報告)
かみぶくろ - あ、テスト期間終わってからにしましょうか？あと、念のためちゃっとに入れたら僕のコメント消してください！テスト頑張れぇ… (2021年8月19日 4時) (レス) id: 50a29b0d71 (このIDを非表示/違反報告)
魔夜(プロフ) - ハサミさん» いやいや…俺もちょっと最近読んでてﾆﾁｬｧってしてますよぐふふ()こちらこそありがとうございますふへへ(？) (2021年8月18日 18時) (レス) id: 32b652fdb6 (このIDを非表示/違反報告)
ハサミ(プロフ) - 魔夜さん» そんなぁ……！げへへ……（）いやもうありがとうございますね……（？） (2021年8月18日 17時) (レス) id: 04bd2d1c54 (このIDを非表示/違反報告)
魔夜(プロフ) - ハサミさん» いやー…本当に面白過ぎるもんで…宣伝したい欲が湧き上がってしまった… (2021年8月18日 15時) (レス) id: 32b652fdb6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハサミ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/okjhgf/
作成日時：2021年6月27日 12時
