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”
気づくと、大きな瞳から大きな雫が次から次へと落ちてきていた
第先生とペ神はオドオドして、ハンカチを差し出してくれたり、背中を擦ってくれたり…
……その優しさが、逆に追い打ちをかけているとも知らずに
分からなかった
何故2人がここまで優しくしてくれるのか
『あの場所』では、優しい言葉なんてなかった
全部『ニセモノ』の言葉
呆れるほど出てくる偽りに、耳が痛くなるぐらい
でも、この人達は何かが違う
今までとは何かが違う
「な、んで………？」
sn/ut「「！」」
「なんで……そんな、に……優しくしてくれるの……？」
2人の動きがピタッと止まった
「Aは……悪魔なんだ……よ……？」
「こわいんでしょ……？」
ニンゲンは自分達悪魔を恐れている
優しく温かい悪魔でも、恐れ、何も聞かずに虐殺し、滅亡させた
「……な、んで……なんで………？」
大粒の涙が頬をつたい、床にポタポタと落ちる
差し出されたハンカチを小さな両手でギュウッと力強く握った
何もかもがわからない
2人はずっと黙って泣いている私を見ていた
「っ……ご、ごめん……なさ…」
ｷﾞｭｯ
「ぇ………」
予想外の展開に目を丸くした
何故なら先程まで隣に居た大先生が、こんなに近い距離にいるのだから
ut「辛かったんやなぁ……」
「つら……かっ……」
片手で背中を支え、片手で頭を優しく撫でる
ゴツゴツとした大きな手は安心感があり、温かかった
今まで我慢していた感情が一気に上がり、涙が止まらなくなる
「うっ……うぇ……グスッ……つ、つらっ……つらかっ…た……」
泣きじゃくる私を大先生は黙って受け止めてくれた
震えた手を恐る恐る大先生の背中へと回す
あったかい……あったかい……
「ずっ、と……ずっとつらか…った……」
こんなに泣いたの久しぶりだ
我を忘れて温かい中でひたすら泣いていた
「うぇっ…うぅっ……ぐすっ……ひぐっ……」
つらかっ……たんだ……こわかった……辛くて……こわ、かった……
ut「…大丈夫や、俺等は本当に怖いことせんで」
「こっ…こわい、こと……しない……？」
続けてペ神も口を開く
sn「大丈夫、もう安心していいよ」
sn「俺等が傷、塞いであげるから」
「っ……うんっ……」
2人の温度に急に力が抜けて、大先生の腕の中でゆっくりと瞼を瞑った
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ハサミ(プロフ) - かみぶくろさん» あー…そうですね……テスト期間終わってからにしますか…あ、もちろん入ったらコメント消しますよ！うん…てすとがんばゆぅ…（白目） (2021年8月19日 6時) (
レス) id: 04bd2d1c54 (このIDを非表示/違反報告)
かみぶくろ - あ、テスト期間終わってからにしましょうか？あと、念のためちゃっとに入れたら僕のコメント消してください！テスト頑張れぇ… (2021年8月19日 4時) (レス) id: 50a29b0d71 (このIDを非表示/違反報告)
魔夜(プロフ) - ハサミさん» いやいや…俺もちょっと最近読んでてﾆﾁｬｧってしてますよぐふふ()こちらこそありがとうございますふへへ(？) (2021年8月18日 18時) (レス) id: 32b652fdb6 (このIDを非表示/違反報告)
ハサミ(プロフ) - 魔夜さん» そんなぁ……！げへへ……（）いやもうありがとうございますね……（？） (2021年8月18日 17時) (レス) id: 04bd2d1c54 (このIDを非表示/違反報告)
魔夜(プロフ) - ハサミさん» いやー…本当に面白過ぎるもんで…宣伝したい欲が湧き上がってしまった… (2021年8月18日 15時) (レス) id: 32b652fdb6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハサミ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/okjhgf/
作成日時：2021年6月27日 12時
