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ut「もう家族みたいなもんやろ、俺ら」
ut「頼ってええんやで？今更遠慮なんておかしい話や」
ut「Aが苦しむ姿なんて誰も見たくあらへん」
大先生はまっすぐ私の目を見ながら話した
いつもの姿とは別に真剣な眼差しだったため、思わず目を丸くした
だいせんせい……めずらしい……
「…ご、ごめんなさい……」
驚きながらも素直に頭を下げると、大先生は「分かれば良し！」と満足げに目を細めた
目の前に座っているペ神も「うんうん…」と同感して頷いている
sn「ま、とにかく！多分悪夢の原因はストレスだろうね」
「？すとれす…？」
聞いた覚えがない単語に小首をかしげる
sn「ストレスは、『いらいらするー！』とか『疲れた…』とか」
sn「気づかない内に溜まっている疲労の事」
ペ神の説明は相変わらずわかりやすい
毎日楽しい…とか思ってたが、気づかない内に疲労は溜まっていたのだ
どうすればいいんだろう……
sn「ストレスを消すには……そうだね、城内だけで遊ぶのも飽きてきただろうし」
sn「皆と一緒に城下町でも行ってきたらどう？」
「！」
城下町、という言葉に尻尾がピンと張る
廊下の窓や部屋の窓から見える大きな街のことだろう
行ってみたいと思っていた所だ
「いいの？」
sn「うん、城下町は楽しい所がいっぱいあるからね」
sn「楽しんでおいで」
優しく微笑み大きな手を私の頭の上に置くペ神
一気に高まるワクワク感で胸が一杯になり、表情が明るくなる
まち……どんなところなんだろう……
小さな村で育ってきた私にとって、町とは憧れの場所である
ut「やったなぁ！明日にでも行こか！」
「うん！シッマ達もいっしょにいく！」
ut「……俺だけとちゃうんか……ええけど」
「？」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
その日の夜、隣には緑色のパーカー…ゾムが居た
夜は怖い
寒くて、1人で、暗くて、寂しい
でも隣に人がいるとなんだか安心して、久しぶりに寝付くことができそうだ
zm「ほら、温かいやろ」
「ん……」
ゾムは体が大きいから1人じゃ大きく感じるベッドも、今日は少し狭い
ベッドのすぐ隣にある可愛らしいランプを消すと、真っ暗になる
少し怖くなって体を震わせると、それに気づいたのか、ゾムは優しく抱き寄せてくれた
zm「これでええか？」
「！……ありがと……だいじょうぶ」
zm「ほーい」
優しいゾムに甘えて瞳を閉じる
「…おやすみなさい」
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ハサミ(プロフ) - かみぶくろさん» あー…そうですね……テスト期間終わってからにしますか…あ、もちろん入ったらコメント消しますよ！うん…てすとがんばゆぅ…（白目） (2021年8月19日 6時) (
レス) id: 04bd2d1c54 (このIDを非表示/違反報告)
かみぶくろ - あ、テスト期間終わってからにしましょうか？あと、念のためちゃっとに入れたら僕のコメント消してください！テスト頑張れぇ… (2021年8月19日 4時) (レス) id: 50a29b0d71 (このIDを非表示/違反報告)
魔夜(プロフ) - ハサミさん» いやいや…俺もちょっと最近読んでてﾆﾁｬｧってしてますよぐふふ()こちらこそありがとうございますふへへ(？) (2021年8月18日 18時) (レス) id: 32b652fdb6 (このIDを非表示/違反報告)
ハサミ(プロフ) - 魔夜さん» そんなぁ……！げへへ……（）いやもうありがとうございますね……（？） (2021年8月18日 17時) (レス) id: 04bd2d1c54 (このIDを非表示/違反報告)
魔夜(プロフ) - ハサミさん» いやー…本当に面白過ぎるもんで…宣伝したい欲が湧き上がってしまった… (2021年8月18日 15時) (レス) id: 32b652fdb6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハサミ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/okjhgf/
作成日時：2021年6月27日 12時
