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”
(シャオロンside)
「……なんか寒いな……マジでお化けちゃう……？」
気のせいかもしれないが、少し肌寒いような気がする
ブルルッと鳥肌が立ち、一気に怖くなった
(……もう書類仕事やめて寝たい…………)
ｶﾀｶﾀｯ……
「ﾋｴｯ………」
扉が風に吹かれて鳴く
一度怖いと感じてしまえばもう雰囲気が一気に冷たくなる
震えながら扉の方に視線を向け、椅子に足を乗せて縮こまる
……う”ぅ”………あ”……ぁ”あ”………
「ﾎﾜｯ!!!!???」
ついに本体が出た
唸り声が聞こえてきてしまったのだ
シャオロンはもう魂が抜けそうなほどビビっている
(ごめんて!!!!ほんま!!!!何でもするから襲わんといてやぁ……!!!!)
う”ぅ”……あ”…ぁ”……ぅ”………
耳を塞いでもかすかに聞こえる声
恐怖度はもうとっくのとうに限界を迎えており、メーターははち切れていた
「……あれ？でも、この声………」
まさかとはと思うが、すぐ隣の壁に耳をつける
う”……があ”………ぁ”……
唸り声が大きく、より鮮明に聞こえた
やはり、この不気味な声は隣の部屋から聞こえてきているようだ
(な、なんや…お化けやないやん……)
一安心してホッと胸を撫で下ろす
(…隣の部屋って……まさか……)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ﾋｭｰ
来てしまった
どうしても気になってしまって隣の部屋の扉の前まで来てしまった
相変わらず部屋の中からは苦しそうな唸り声が聞こえている
(……だー!!!勇気が出ねぇ……)
ここまで来てなお、帰ろうかどうか迷っている
ぶっちゃけ言って怖いからである
「………いや、行くか……」
ゆっくりと深呼吸をしてからドアノブをひねる
「しつれいしまー……」
部屋は若干冷たくて、唸り声だけが鮮明に響いていた
「……やっぱりか……」
部屋の真ん中には、大きなベッドがあり、その上には小さな少女の姿が合った
やはりここは、シャオロンの思ったとおりAの部屋だったらしい
よりにもよって自分の部屋の隣りにいたとは……とため息をつく
A「う……あぁ……う”ぅ”……い……や………」
「………」
扉を静かに閉めて、ベッドへと寄る
近くで見てみると、Aはひどい汗をかいて、苦しそうな寝息を立てている
なにか悪夢でも見ているのだろう
(……こ、ここで立ち去ったら、人として……駄目な気がするから……や……！)
ｷﾞｭｳｯ
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ハサミ(プロフ) - かみぶくろさん» あー…そうですね……テスト期間終わってからにしますか…あ、もちろん入ったらコメント消しますよ！うん…てすとがんばゆぅ…（白目） (2021年8月19日 6時) (
レス) id: 04bd2d1c54 (このIDを非表示/違反報告)
かみぶくろ - あ、テスト期間終わってからにしましょうか？あと、念のためちゃっとに入れたら僕のコメント消してください！テスト頑張れぇ… (2021年8月19日 4時) (レス) id: 50a29b0d71 (このIDを非表示/違反報告)
魔夜(プロフ) - ハサミさん» いやいや…俺もちょっと最近読んでてﾆﾁｬｧってしてますよぐふふ()こちらこそありがとうございますふへへ(？) (2021年8月18日 18時) (レス) id: 32b652fdb6 (このIDを非表示/違反報告)
ハサミ(プロフ) - 魔夜さん» そんなぁ……！げへへ……（）いやもうありがとうございますね……（？） (2021年8月18日 17時) (レス) id: 04bd2d1c54 (このIDを非表示/違反報告)
魔夜(プロフ) - ハサミさん» いやー…本当に面白過ぎるもんで…宣伝したい欲が湧き上がってしまった… (2021年8月18日 15時) (レス) id: 32b652fdb6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハサミ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/okjhgf/
作成日時：2021年6月27日 12時
