psycho [TOP4] (ページ27)

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意地悪な特訓ページ27

牛沢さんの話を聞いてから数日たち、変わったことがある。

それは前よりもカホゴになった、ってこと。

少し躓くだけですごく心配されるのだ。大丈夫だといえばそれで終わるけど、変わった態度にまだ慣れない。

「そういえばAってさ、人殺したことあるの？」

「…なんでですか。」

牛沢さんは来客のところに行ったｎから、今日勉強を教えてくれてるのはガッチさん。

出来れば褒めてくれるし、優しい教え方をしてくれる。

今日はトケイの読み方を教えてくれた。

その途中に聞かれたさっきのこと。

いままで聞かれないでいたからこのまま何事もなかったように流されると思っていた。

「だって前の仕事のときになんの躊躇いもなく引き金を引いたでしょ？

それにあの銃は女性が扱うには反動が大きすぎると思うんだ。」

だから、どうなの？と聞いてくるガッチさん。

笑ってるけど、目が笑ってない。

「いえ、あれが初めてです。

小さいころにスポーツしてたし、女性にしては丈夫な体みたいで反動のも耐えられたんですよ。」

「んー…そう？ならいいんだけど。」

「なァー、お前さ。」

「わ、」

ガッチさんと私の間に入り込んできたキヨさん。

何を言われるのかとすこし身構えれば彼は私をじろじろ見てきた。

「おいキヨー、何してんだよ。」