五話:新入生？ ページ7
ﾚｵﾅ「ふぁ〜あ。やっとかったるい式が終わった。さっさと寮に戻るぞ。サバナクロー寮、着いてこい。」
入学式だというのに、欠伸をした男は、レオナ・キングスカラー。サバナクロー寮の寮長。
2年ほど留年してる生徒である。
ｱｽﾞｰﾙ「新入生のみなさん、この度はご入学おめでとうございます！みなさんが充実した学園生活を送れるよう、オクタヴィネル寮、寮長として、精一杯サポートさせていただきますよ。」
ｳﾞｨﾙ「それにしても、学園長はどこに行っちゃったのかしら。式の途中に飛び出していっちゃったけど....」
ｲﾃﾞｱ「職務放棄....」
そう呟いたのは、イグニハイド寮の寮長イデア・シュラウド。
ｶﾘﾑ「腹でも痛めたんじゃないか？」
陽気そうな、褐色の肌の男は、スカラビア寮の寮長、カリム・アルアジーム。
『おー、だといいね。』←
Aはそう言い、ケラケラと笑う。
すると、扉が勢いよく空いた。
ｸﾛｳﾘｰ「違いますよ！というか、楼さんは酷いですね！」
ﾘﾄﾞﾙ「あ、来た。」
ｸﾛｳﾘｰ「全くもう。新入生が二人足りないので、探しに行っていたんですよ。」
『.....へぇ？寮長が1人足りないのは素通りなのに？おかしくない？』
真っ黒な笑みを浮かべ、Aは学園長を問い詰めようとする。
しかし、突然鼻に届いた悪臭にその気さえ失った。
『なに、この匂い.....』
思わず鼻を押さえる。
ﾚｵﾅ「うっ.....」
『.......ま、まぁ、だだだだだだだだだダイジョウブデスヨ。ハヤクリョウワケヲシマショウ。』
ｸﾛｳﾘｰ「そっ、そうですね！では、君から。狸君は私が預かっておきますので。」
『何だこの異臭.....』
？？「うぇ？！は、はい！」
前にでたのは、可愛らしい顔をした男の子。
闇の鏡「汝の名を告げよ。」
ユウ「え、あ、ユウです。」
闇の鏡「ユウ.....汝の魂の形は.....
分からぬ。」
『......ついにこの鏡も壊れたか。』
ｸﾛｳﾘｰ「なんですって？！楼さん、少し静かにしてください。」
闇の鏡「この者から魔力の波長は一切感じられない....色も形も、一切の無である。よって、どの寮にも相応しくない！」
『....ねぇ、君は、どこから来た？』
ユウ「に、日本です....」
『本当？！』
ユウ「え？」
『私も、元は日本にいたんだ！私の出身は東京！君はどこ？！』
ユウ「え？！ぼ、僕は静岡！」
『静岡！恵と同じ！』
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甘 - 見てらっしゃるかわかりませんが続き待ってます！！とても好きです！ (2022年12月15日 20時) (
レス) @page35 id: 5add37374b (このIDを非表示/違反報告)
蜃気楼 - 続き待ってます！！！！！！ (2021年12月10日 0時) (レス) @page35 id: c920434a9e (このIDを非表示/違反報告)
テル - 夢主かっけええ！ (2020年12月15日 6時) (レス) id: 99cceeea9b (このIDを非表示/違反報告)
雪見大福(プロフ) - 流石呪術師。 (2020年12月14日 2時) (レス) id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)
琥珀 - リリアを見下すという行為に走るとは思えません。作者様がそれらをわかった上で書いていらっしゃるのなら何も言えませんが、もしそれを知らないのであれば文章を直していただきたいです。長文失礼致しました。 (2020年11月10日 0時) (レス) id: 79a78e1cf2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花陽 | 作成日時：2020年10月24日 23時
