11話:呆れ ページ12
校門をくぐると、自然と道が空いた。なんなのか。
『........は?』
校門前にはいつも掲示板があり、連絡ができるようになっているのだが........そこに、クラゲと私が一緒に写っている写真があった。そして、その中でクラゲは濡れており、私はバケツを持っていた。
『にしても、バカなのか.....?』
明らかに私の顔を貼り付けたような写真。まず、身長がおかしい。私の身長は146。つまり、不本意だがあいつの座った時の高さと同じくらいだ。しかし、写真の中の私はアイツが座った時の高さよりも断然高い。顔は合成のようだし、馬鹿なのだろうか?この作戦はいいと思うが、バレないように実行する頭は無いようだな。
宮原「あー!大丈夫だった?!」
『あぁ。バカなのだろうか?あんな合成だとすぐわかる写真。私の身長もおかしかったしな。』
宮原「そこまで言えるって凄いね.....それにしても、例の及川さんたち大丈夫なの?」
『さすがに気づくだろう。そこまで脳がなかったらこの学校は終わったと思え。』
宮原「あはは......なんかあれば頼ってよ!クラスは味方だから!」
『ありがとう。』
島田「任せろよ!」
『実を言うと、1番頼りにしていない。』
島田「そこは頼りにしてるって言えよ!」
『事実だ。』
島田「一番傷ついた。」
馬鹿にみたいな会話をして、笑い合う。あぁ、案外こういうのも悪くは無いな。
あの写真の犯人は大方クラゲだろう。面倒くさいことになることは確定したから、なるべく大事にならないようにしなければ。と言っても、受け答えを気をつけるだけだが。今のところ呼び出しはn((
及川「伊黒いる?」
見事にフラグを回収したな。やってしまった。
『はぁ。私にまた用ですか?』
及川「今朝の写真なんだけどさ.....」
まさかあれを信じたのか?!
及川「どういうこと?あれ、明らかに伊黒じゃないよね?」
良かった。そこまで低脳じゃなかった。かなり安心した。この学校、頭いいほうらしいからな。
『しらない。私も今朝来たらあの写真があった。』
及川「なんか、疑ってごめん。あそこまでまあからさまな写真出されると、犯人とは思えなくて.....」
『....大丈夫だ。』
急だな。まあいい。興味が無いしな。
及川「ねぇ!今日、バレー部来れる?」
『無理だ。蜜璃ねぇと遊ぶ約束がある。今回こそは遊びに行くんだ。』
絶対いく。たとえ隕石が落ちてこようとも←
867人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
uefHYEIGisXCsvG(プロフ) - 教室を爆発して‥wwwめっちゃわらいましたwww (2020年12月16日 5時) (レス) id: 4cefab5fa3 (このIDを非表示/違反報告)
胡蝶 恵@妖精・ナルル、雨宮礼奈、暁月のセコム - これからは、クラゲと呼びます笑 (2020年9月3日 23時) (レス) id: af2cedb42a (このIDを非表示/違反報告)
胡蝶 恵@妖精・ナルル、雨宮礼奈、暁月のセコム - 待って!「クラゲ」と打ったら、「海月」って出たんですが笑 (2020年9月3日 0時) (レス) id: af2cedb42a (このIDを非表示/違反報告)
抹茶タピオカ2号(プロフ) - うっ涙が、(´;ω;`)とても面白かったです( ≧∀≦)ノ (2020年9月2日 23時) (レス) id: 48661705e7 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃき - めっちゃ好きですぅぅぅぅ!!更新楽しみにしてます! (2020年9月2日 17時) (レス) id: bd3127a0b6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:結希 | 作成日時:2020年6月3日 17時