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ひっつき虫出現 ページ4

「あれ」

「あれ?」

愁が指差した先、それは北原と哀葉だった

「だから、教えろって言ってんだろ!」

『だーーかーーらーー!!教えられる事なんてねぇっつの!!』


「何やってんだ。あれ」

「哀葉の声を模倣するやり方を教えてくれ。だと」

「はぁ?」

前言撤回しよう。愁は幼馴染を労うどころか、火に油を注ぐという行為にいたった。いや、愁は悪くねえんだけど
北原が他人に教えを請うのは基本的に自分が認めた人間だけだ。つまり、北原は哀葉を認めた訳になる
そこまではいい。問題は、懐き方だ

「……」

「おい虎石、顔。とてもチャラ男の顔とは言えねえぞ」

「今は彼氏ヅラなんで平気でーす」

南條相手にはそこまでではないが、漣先輩に対しての尊敬の意がとても強い
というか、とにかくしつこい

(…そいつ、昨日俺の腕の中で甘えてキスされてフリーズしてたんだぜ。…とは言えねえけど)

独占欲的なものは取り敢えず頭の中だけに留めておく

「……そのドヤ顔も腹経つけどな」

「いいだろ。言わないだけ」


『しつこい!!』


「あ」

哀葉が痺れを切らし、北原を振り払って逃げる。逃げた先は俺らの背後

「哀葉ー?これなんの解決にもなってねえけど」

『赤トラと愁二人の威圧でどうにかして』

「んな無茶な」

「北原、休憩中なんだから哀葉追い回すのやめろ」

「って、愁は哀葉に甘すぎな」

愁が諭そうにも北原は納得がいっていない様子だ。寧ろ、俺と愁を盾にしたのが逆効果なようにも見える

「はっ、休憩時間に俺が何しようが勝手だろ。つか、逃げる方が有罪だ」

「うっわ屁理屈…」

『有罪も無罪もなにも、教えられないし教えたくないっつの』

声の模倣。誰の声でも再現できるなぞ、普通の人が出来るわけがない
哀葉の誰にも真似できない特技だ
本人も感覚でやっているらしいので、余計教えづらいのだろう

『だいたい、お前がこんなの仮に覚えられたとして何するんだよ』

「「確かに」」

「はぁ?んなの面白そうだからに決まってんだろ」

ろくな理由じゃなかった

「哀葉、愁、飯食おうぜ飯」

「だな。天気いいし、テラスでも行くか」

『さんせーい。あ、デザートも作って持ってきたんだよ。愁食べる?』

「食う」


「って無視すんなよ!!」

適任→←俺にとって彼女とは



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設定キーワード:スタミュ , 虎石和泉 , クロスオーバー   
作品ジャンル:ラブコメ
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作者名:春月 | 作成日時:2018年1月20日 23時

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