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6人のイタズラ ページ26

『ドッと疲れた…』

哀葉は部屋に荷物を置いて、一息つく。あれからずっとからかわれっぱなしで、焦ってばかりだった彼女は始まる前から疲れていた
柊達は別荘に向かう前にご褒美の食材を買うため、一度彼女と別れた
逆に彼女は先に別荘へ行き、準備と部屋の確保をするという理由でこちらに居る。哀葉にとって部屋の確保は最優先事項だった

『皆が戻ってくるのは夕方頃か……』

準備のため動くので、念のため着てきていた制服を脱ぐ
ついでに男装も解いてしまう。これは鳳の提案で、どうせなら女の子の格好をして虎石を驚かせようというものだった。割と彼女に拒否権がなかったのは言うまでもない

鳳から渡された紙袋の中にはいかにも女物の服は入っていて、思わずため息をこぼす
身バレはもう入って三年ともなると避けたいのが本音だが、華桜会全面バックアップの元行われる上、逆らえば何を言われるか分からないので従う他ない

(今更ながら、留年と退学をキメた自分が恨めしい…)

再びため息をこぼし、腕を袖に通した



「「イッツ ショウタイム!」」

アンシエントの指し示す方を見ればそこには育成枠がお世話になった、柊主席の華桜会

「「先輩…!」」

双方に笑顔が見えた瞬間だった


「さて、では食事といこうか。哀音」

『はーいっ』

鳳の呼びかけに別荘の裏手から出てきたのは哀葉。彼女は串やトングが入った箱を持って鳳の元へと駆け寄った
彼女の姿に大勢がざわつくが、哀葉は可愛らしい笑顔を貼り付けて自己紹介をした

『黒崎哀音です。兄がお世話になってます』

これまた可愛い声で名乗る。哀葉に妹が居ることを知っている辰己達は驚きはしないが、他の人たちはそりゃもう驚く
一部、別の意味でたじろぐメンツもいる

「な、あっ、あいつ、何してんだよ…⁉」

「大方、柊先輩達の悪戯でしょうね」

「大変だな。お前もあいつも」

「可愛い笑顔振りまくなよ…」

「「そっちかい」」


『和泉』

紹介が終わると哀葉は虎石の元へ駆け寄る。その勢いのまま抱きついた

「「!!?」」

「っと、哀音?」

『……ごめんね和泉。怒った?』

虎石だけが聞こえる声量で申し訳なさそうにする哀葉に虎石は怒るに怒れなかった

「可愛い格好で愛想振りまくのはムカついたけどな」

『うっ』

「けど、お前に会えたのは嬉しいぜ」

虎石も腕を回して抱きしめ返す。周りが見えなくなってきている2人には悪いが、早々に正気に戻って欲しい。と、事情を知る者は思う

公言→←世間話でも



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設定キーワード:スタミュ , 虎石和泉 , クロスオーバー   
作品ジャンル:ラブコメ
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作者名:春月 | 作成日時:2018年1月20日 23時

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