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【スタミュ】猫と虎 ページ18

※付き合った前提。本編とは((ry
ちょっと色事要素アリ

『お、おかえり…にゃー…?』

ぴくぴくと動く耳にゆらゆらと動く尻尾
おまけに語尾に"にゃあ"と付く
帰って来て早々我慢大会かと思った

「な、哀葉…?」

『驚くにゃかれ、虎石少年』

「いや、無理だからな…!?」

つけ耳かとも思ったけど、動いてるから全然違う
夢か!?今日は猫の日だから猫の格好してくれねえかなとか考えてたからか!?

『まあ無理もにゃいよにゃー…こんにゃ姿いきにゃり見せられたら困るよにゃ』

哀葉は苦笑してまあ座れとソファーを叩く
荷物を下ろして、ソファーに座り、とりあえず観察してみる

「…本物…?」

『本物だにゃ。引っ張っても取れにゃいし痛かったにゃ』

「いや、けど、なんでこうなった…?」

『とある社長がいきにゃり部屋に来たかと思えば"ユーは今からキャットちゃんになるのデース"とかいいぬかしやがって、よくわかんにゃい液体飲まされたにゃ』

その社長が誰だかわからねえけど、頭の片隅でよくやった社長…!!とか言ってる俺がいた

『おかげで外に出れにゃいし…散々だにゃ』

「まあ明日には戻るだろ?俺ももう出かける予定ねえし、側にいてやる」

哀葉の頭を撫でると大人しくしているどころか、手に頭をすり寄せてくる
まるでもっと撫でてと言われているみたいだ

(これで理性保てる方がおかしいだろ…!!)

今すぐにでも押し倒して、啼かせたい

『和泉和泉』

「ん?」

『背中撫でてにゃ』

言われたとおりに撫でてみると気持ち良さそうに目を細める
無理だ。こんなの我慢大会なんて可愛いもんじゃねえ
苦行だ。ていうか地獄だ

『ふにゃ、ぁ…!』

「!!?」

突然、耳元で色味を含んだ声がする

『い、和泉…尾てい骨辺りは、だめだ…』

ふるふると震える哀葉の顔は真っ赤になっていた
どうやら気がつかないうちに尻尾の付け根辺りまで撫でていたようだ
その顔に完全にキレた

「ここ?」

『あ、ちょっと、和泉っ…!』

「耳とか尻尾は?」

『にゃぁっ…!』

スイッチが入った俺は、哀葉をソファーに押し倒す
よくここまで保てた俺

「今から全身隈なく撫でてやるから、いいとこあったら教えろよ?」

『にゃ、にゃにを…!』

上着を脱ぎ捨てると状況を把握したみたいだけど、もう遅い
狩りはもう始まっている。据え膳食わぬは男の恥って言うしな?

「じーっくりと可愛がってやるからな?仔猫ちゃん♪」

『や、やだっ…にゃぁぁっ…!!』


End

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設定タグ:恋愛 , 番外編   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:春月 | 作成日時:2015年10月16日 11時

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