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6話目 ページ9

絶賛迷子中の私たち

とりあえず船の方向さえ分かればいいのだが木々の背が高くてすぐには確認できないし

そういえば戦っている途中で相当な高さの崖を落ちたな



記憶を辿って道を戻る

ようやっと崖には辿り着いた


この木高すぎない?10mはありそう
その先の崖はもっと高いな

『神威が私を担いで垂直跳びすればよくない?』

「自分で飛びなよ」

『さっき左足首を挫いたっぽくて飛べない』

「しょうがないなぁ」

なんだ素直にやってくれるじゃないか

もうちょっと渋られるかと思った

神威が軽々私を持ち上げる

ん?

『お姫様抱っこ!?』

米俵みたいに担がれるとおもった....

『うわっ』

急に飛び始めるから首がガクンとなる

あっという間に崖の上に到着した

『ありがと神威、もうおろして』

「このまま運ぶ」

『え“っ!?頭でも打った?重いからおろしていいよ』
どうしたんだ神威

「怪我人は黙って運ばれてな」

嘘でしょ

神威が怪我人に優しいなんて←

気まずい.....


________________________



_________

神威の行動になんて声をかけていいかわからないまま船までついてしまった。


『神威、もう船ついたから大丈夫。運んでくれてありがとう』

無視してズンズンと船の中に進んでいく


そろそろやめて欲しい



船内の団員の目がこちらに向いていることが恥ずかしい

だって神威にお姫様抱っこされてるって....



神威は私を自室に運ぶとベットに座らせ患部を包帯で固定してくれた


「Aは挫いたって言ってたけど折れてる事はバレてるよ」

隠し通せてなかったか

実際は崖まで走っている間も激痛に耐えていた

知らないうちに庇っていたのか

『怪我を悟られるなんて私はまだまだ修行がたりないな』




「.....そうゆう事じゃないけどまあいいや(ボソ」

夜兎だから治りは早いが骨折は完治するのに2週間ちょっとか.......



二週間?



なんか大事な仕事があったような...


『ああああああ!』

「急に大きな声出してどうしたの」

『地球での接待は二週間後だよ!ギリギリすぎる』

「接待ってナニ?」
それどころじゃない私は神威の声は耳に入らない



『........厄日だ』

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迷い猫 - 神威の一人称が僕になってますヨ! (2021年11月2日 7時) (レス) @page4 id: 0f483562a2 (このIDを非表示/違反報告)
lica(プロフ) - ゆるさん» ありがとうございます\(//∇//)\ (2020年7月16日 15時) (レス) id: a09501c7ae (このIDを非表示/違反報告)
ゆる - すごく面白いです!更新楽しみにしてます! (2020年7月2日 16時) (レス) id: 647e80459a (このIDを非表示/違反報告)
lica(プロフ) - 神威さん» コメントありがとうございますヽ(*´∀`) リクエスト頂いた内容で早速書きたいと思います!ありがとうございます! (2020年5月25日 10時) (レス) id: a09501c7ae (このIDを非表示/違反報告)
神威(プロフ) - 読んでてとってもキュンキュンします!笑これからも期待してます!さっそくリクエストさせていただきたいんですけど神威の部屋でお家デートしたみたいな短編見てみたいです!難しいかもしれませんが出来たらやって欲しいです!m(*_ _)m (2020年5月25日 2時) (レス) id: 16991fe54c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:lica | 作成日時:2020年5月7日 15時

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