神威に拾われました【銀魂】

番外編1-匂い ページ44

「Aは俺の事いつも嗅いで、いい匂いって思ってくれてたんだよね」






「俺のAへの好き度はAに負けるつもりはないけど、存外Aも俺のことちゃんと好きだったんだね」





神威の発言に身体中の熱が顔に集中し始めた






愛の囁きとも取れるような発言



と



「ちゃんと好き」




的を得た言動に思考回路が一旦停止した




「Aの匂いはむせ返るくらい甘くて美味しそうな匂いがする。食べちゃいたくなる」




殺気とはちがう熱い視線が私の目線を捉えて離さない






『良い匂いなのは否定しないけど、あっあ阿伏兎も良い匂いするよね！』



咄嗟の発言を後悔したのは言い終わった後









「.............へェ、阿伏兎もいい匂いするんだ」




眉を寄せ

不機嫌になる神威





『あ、いやごめん。神威が一番好きだよ？』






「二番は阿伏兎なんでしょ。俺はAの一番になりたいんじゃない。唯一になりたい」









背を向け洗面所を後にする神威



アホ毛もしょげていた



...可愛いな

これを言葉に出したら余計不機嫌になるから心に留めておく






神威を駆け足で追いかける

『神威まって』








神威の足が止まり、こちらを振り向く

チュッ



目を見開き驚く神威



不機嫌な顔は吹っ飛んでいる









『これで機嫌治った？』





「_______まだ戻らない。Aもっと」









初めてわたしからキスをした



一発で機嫌の治った神威としばらくの間キスを繰り返した





番外編-部屋 終わり


次は今のお話とはちがう設定で書きたいと思います


現代設定で

神威⇨高校生

A⇨社会人


で書きたいと思います


お楽しみに！



更新がまちまちになってしまって申し訳ないです


オンライン授業やバイトも始まったので次の更新は一週間以内には出したいと思います！

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