２９話目 ページ32
無事に着陸し一斉攻撃を仕掛ける
一緒に行くと約束をした神威は我先にと走っていった
遠くの方でドオオオオオオオンと地響きと共に騒音が聞こえる
あの約束どこ行ったんだよ
しょうがないから後から追いかける
神威が行った方向へ敵を殺して進む
進むにつれて敵が倒れている数も増えてきた
それにつれて違和感が重なる
おかしい....
元春雨団員といえどこんなに弱い者なのか
弱すぎる
あきらかに痩せこけている
彼らは逃げる途中でいろいろな星から食料と武器を強奪してここに逃げ込んだと聞いていたが
あきらかに食料不足である事がわかる
奪った食料だけで1ヶ月は持ちそうなほど奪ったと聞いていたが
こいつらはこの星に来てまだ二週間ほどしか経ってないぞ
なにが起きているの？
考えながら敵を殺して神威の元へ足を早めた
『神威！』
「ああ、A遅かったね。」
『急に飛び出すからびっくりしたよ！それよりこの団員たち』
「ああ、気づいた？いまこの団長に聞いたんだけどこの星に住み着いている生物の仕業らしい」
この団長って....
神威の足元に転がっている団長らしき体
.....もう殺したの
その生物が食料も住処も奪って行ったらしい
と神威が付け加えた
『住処って...もしかして』
「そうAが指してた地下道」
「どうする？」
『阿伏兎に報告してくる』
「そう、じゃあ俺先に行くよ。A案内して」
『え？』
『話聞いてた？』
「なにが？」
『はぁ、もういいよ。行こうか』
なんで私にどうするか聞いたの
なんか急に疲れた
__________________
_________
『ここだよ』
地下道の入り口についた
「へぇ、薄気味悪いね。たしかに大物の怪物がいそうだ」
『エイリアンハンターになった気分だな。神威はお父さんの職場体験って感じか』
「余計な事言ってると怪物より早く死ぬことになるよ」
『おーこわいこわい』
無駄口叩きながら地下道を進む
薄暗い道に足音が響く
所々消えている電球が長年使われていなかったことを表していた
幸い新しい道などは見当たらないので記憶を頼りに奥へ進む
『大きい怪物がいる可能性のある開けた場所に行こうかな』
「どのぐらい広いの」
『ん〜春雨本部ぐらい』
「そんな広い空間があるんだ。防空壕目的だけじゃないね」
『春雨本部は嘘だよ 笑』
でも
『防空壕目的だけじゃないのは正解。』
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迷い猫 - 神威の一人称が僕になってますヨ！ (2021年11月2日 7時) (
レス) @page4 id: 0f483562a2 (このIDを非表示/違反報告)
lica(プロフ) - ゆるさん» ありがとうございます\(//∇//)\ (2020年7月16日 15時) (レス) id: a09501c7ae (このIDを非表示/違反報告)
ゆる - すごく面白いです！更新楽しみにしてます！ (2020年7月2日 16時) (レス) id: 647e80459a (このIDを非表示/違反報告)
lica(プロフ) - 神威さん» コメントありがとうございますヽ(*´∀｀) リクエスト頂いた内容で早速書きたいと思います！ありがとうございます！ (2020年5月25日 10時) (レス) id: a09501c7ae (このIDを非表示/違反報告)
神威(プロフ) - 読んでてとってもキュンキュンします！笑これからも期待してます！さっそくリクエストさせていただきたいんですけど神威の部屋でお家デートしたみたいな短編見てみたいです！難しいかもしれませんが出来たらやって欲しいです！m(*_ _)m (2020年5月25日 2時) (レス) id: 16991fe54c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：lica | 作成日時：2020年5月7日 15時
