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#5 ページ18




『あーーーっ!もう無理!』


「…うるさ。朝っぱらから元気でいいな」


『どこがそう見えるんだよ藤原樹。』





やましょーさんがもう1ラウンドと言った後、結局3ラウンドくらい抱き潰された


腰は痛いわ、声は出ないわでやばい。







「んで、誰とが1番気持ちよかった?」




…このむっつりめ。聞くこともド直球かよ


ニヤニヤしてるし、こんなんファンが見たら幻滅するんだろうな。



これ応え方次第でこいつの態度変わる気がしてならない



……幼馴染の勘ってやつ?







『んなこと言うか、むっつりイケメンめ。』


「……どうせ全員よかったとか思ってるでしょ?」


『なっ、、!!ちげーし!』


「ふっ、焦りすぎ笑。図星なんじゃん」





まさかの痛いところをつかれて、顔に熱が集中する


慌てて冷まそうと手で扇いでいるとパッと掴まれる




無論、手を掴んだのは樹で……







「ねぇ、」


『いたっ、!てめっ……!俺、腰痛てぇんだよ!!』






俺を壁に乱暴に追いやった樹は、妖艶な目で捕らえてくるから思わず息を呑む





『いつきっ…はなせっ、』





必死に抵抗しても全く動かない樹。


なんで、いつもは押し返したら動くのに…





『ねっ…!聞いてんの、いつ……んっ!?』





微動だにしない樹に話しかけようとした瞬間、遮るようにキスをされた





『っふ、ちょ……ん…っ』


「ははっ、えっろ、、笑」





終いには俺の唇をぺろりと舐めて片方の口角を上げる



……お前は猫か。







1人でツッコミをいれていると、いきなりひょいと持ち上げられる体



樹に姫抱きにされて寝室へと戻される







ベッドに倒されると微かに香るやましょーさんの香水



さっきまでの出来事を思い出してまたもや顔が熱くなっていくのを感じる


のと同時に、やましょーさんとさっきまでやっていた場所で樹と再びやるということに少しの罪悪感が頭をよぎる







「翔平?」


『なんだよ、』


「俺が誰よりもお前が好きだってこといまから証明してあげるから覚悟して」






そう言ってぐいっと近づく綺麗な顔


お前は猫かともう一度ツッコミたくなるくらいクンクンと、なぜか俺の髪の匂いを嗅ぐ樹



その顔は少し下まで降りて鎖骨ら辺で止まる


いやまじでこいつ猫だろ。と思ったのと同時に






『っ…、!』




ピリッとした痛みが走る




『…バレたらどうすんだよ』


「その時は翔平は俺のものだって見せつける」

#6→←#4 微



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作品ジャンル:恋愛
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倖結(プロフ) - falling into...のパスワードを教えて頂きたいです!🙏 (10月31日 21時) (レス) id: 6e4d351975 (このIDを非表示/違反報告)
悪微ぢゃん(プロフ) - コメント失礼致します!華楼妃様の書くお話がめちゃくちゃ好きで毎日繰り返し読んでます…!Twitterの方フォローさせて頂いたのですが、許可して頂けますでしょうか?m(__)m (2022年4月8日 1時) (レス) @page40 id: 03264a8bc6 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 了解です!Twitterフォロー失礼しますm(__)m (2021年6月17日 1時) (レス) id: da6213cbf3 (このIDを非表示/違反報告)
華楼妃(プロフ) - あさん» こちらこそリクエストありがとうございます!遅くなり申し訳ございません(>_<)Twitterにて陸さんsideを書こうかなと思っております……(^-^) (2021年6月17日 1時) (レス) id: 2a38bf0848 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - まこしょご最高でした!これからも続きとか書いてもらえたら嬉しいです…^^; (2021年6月16日 21時) (レス) id: da6213cbf3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:華楼妃 | 作成日時:2020年8月4日 0時

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