音駒の猫なマネージャーとやっくん【HQ】 (ページ31)

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30話ページ31

佐倉side

木兎「ハイ質問答えたからブロック跳んでね」
黒尾「ハイハイ急いで」
佐倉『木兎のくせにいいこと言うね……いつもちょっとしたことで拗ねるくせに……』
木兎「落とすくらいならアゲないで下さい!!!」
佐倉『早く練習すれば?時間なくなるけど……』
木兎「そうだな!じゃあ行くぞ!あかーしー!」
赤葦「ハイハイ今行きますよ」

　合宿3日目

―昨日の自主練にて―

黒尾「オイまずは“意識“しろ指の先まで力込めろ絶対にフッ飛ばされない様に。んで手は上じゃなく前に出せ前にだ。そんでうるせえ梟を黙らせろォ!」
木兎「やってみろやああ!」
佐倉『しょうもな……ﾎﾞｿｯ)』

―現在―

ズアッぞアッフッ

赤葦「木兎さん今逃げましたね?」
木兎「逃げたんじゃねえ"避けた"んだ!!上手に!避けたの!!!」
鷲尾「油断……」
木兎「ハイハイスミマセンでしたァー!」

佐倉『逆ギレ入った……それにしても月島くん流石だね……』
猫又「いやー!これはまた!厄介な雛鳥が殻を破り始めたかな?」

音駒対烏野

日向「センタァァァ」
田中「日向ラスト頼んだ!」
佐倉『センター来るよ、リエーフ押し込んで!」

グッビッ

佐倉『リエーフナイス』(￣ー￣)ｂｸﾞｯ!
リエ「アザッス!」

佐倉『速攻来る……』

トッ

佐倉(影山くん今日向くんに打たせようとしたね……)
田中「ナイスカバー!ナイスカバー!」
日向「オイ!!今手ェ抜いたな!!?」
影山「……?……手を……抜く?……俺がバレーで??……もう一回言ってみろよ……」
日向「今の"落ちてくる"トスじゃなかった!!」
佐倉(うん、日向くんの言うとおりだね……)
日向「止めんな影山!!!」

そして夜―――

佐倉『はい次ーリエーフちゃんととってね
(黒笑)』
リエ「ハイィィ!」
夜久「どこにボール飛ばしてんだぁー!!?」
佐倉『あ、逃げた。やっくんちょっと追ってくる……あっもうすぐ食堂閉まるかもだから、行った方がいいよ……私はリエーフ捕まえてから行くから』
夜久「おう!わかった、ありがとな!」

佐倉(彼奴はどこへ……日向「!?リエーフ!!」第三体育館ね……あとでしばいてやっくんに回し蹴りしてもらお……)

黒尾「お前夜久のとこでレシーブやってたんじゃないの」
リエ「俺今日は優秀だったんで早めに見逃して貰いました!」
黒尾「ほんとか?じゃあその後ろのAは何」

ゴゴゴゴ……

佐倉『リエーフ、わかってんの……?(黒笑)』ﾊﾞｷｯﾎﾞｷｯ)
リエ「ヒィッ!」
佐倉『まあいいや……今回だけね』