音駒の猫なマネージャーとやっくん【HQ】 (ページ25)

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24話ページ25

佐倉side

日向「目ぇ瞑んのやめる」
影山「あ？」
日向「今のままじゃだめだおれが“打たせてもらう“速攻じゃだめだ」

佐倉(意識の変化……?これが良いか、悪いか……どちらに転ぶかな……私も、そろそろちゃんと吹っ切れないとね……)

そして、3日間の合宿が終わった

夜久「じゃあまた再来週だね!スガくん」
菅原「夜久くん今度は勝つから!」
夜久「うちはそう簡単には勝たせないからね」
菅原「佐倉ちゃんもまたね!」
佐倉『うん、次は楽しみにしてる……』
影山「あ、あの…!佐倉さん!」
佐倉『？影山くん……どうしたの？』
影山「佐倉さんって……コート上の指揮者ッスよね?」
佐倉『……!!どうしてそれを……まぁ合ってるけど……どうかした？』
影山「どこかで見たことあると思ったんすけど……中学の時、月刊バリボー載ってましたよね?なんでやめちゃったんスカ?」
佐倉『ケガしたから……』
影山「それだけっすか?でももう治ってるんじゃ……」
佐倉『……あのね影山くん、知らなくてもいいことだってあるから、この話はもう終わりね…………ひとつだけアドバイスしとくね私のこと知ってるみたいだから……スパイカーにとって1番いいトスはなんだと思う？』
影山「それはどういう……」
佐倉『それがわかんないんだったら前には進めないよじゃあそれだけだから……再来週、変わってるかどうか……楽しみにしてるよ』
影山「う、うす」(スパイカーにとって1番のトス?)

菅原「え、佐倉ちゃんコート上の指揮者って本当なの!?」
佐倉『はい、まぁ……』
菅原「でも、なんで辞めたんだ？」
佐倉『さっき、影山くんにも言ったけどケガしたから』
夜久「A無理して言わなくていいんだからな」
佐倉『……うんやっくんありがと……』
菅原「なんかあったのか?」
佐倉『大丈夫、こっちの話……でもまたバレーやりたいとは思うよ……』(だけど、だめだよね私なんかがバレーしちゃ……)
赤葦「Aあんまり思い詰めちゃだめだからね。俺でも夜久さんでも、一人で抱え込まないでみんなを頼っていつも一人で悩むんだから」
佐倉『うん……京治もありがと……』
赤葦「夜久さん、菅原さんちょっと…」
菅原「？赤葦どうした？」
赤葦「夜久さんは知ってると思うんですけど、Aのことお願いします。俺も手伝いたいんですけど木兎さんのことがあるので……この中で1番彼奴が頼れるのって俺たちだと思うんです。だから――」
夜久「赤葦、わかってる俺も彼奴を助けたい」