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「あ〜ん♡すごぉ〜い♡純恋ちゃん上手ぅ〜♡
ほぉーら、こっちを向いてごらん♡」




「グラグラしてるよっ!ハラハラする!
転けたらどうするのっ!
たぁくん、ハラッハラしちゃうっ!」





「剛典くん、邪魔だよー。
写真に写っちゃうから退いて!」







最近、なんとなく お座りが出来るようになった純恋ちゃん。



ソワソワと純恋ちゃんの周りを心配顔でクルクル回る剛典さんを他所に、

純恋ちゃんに首ったけのお義兄さんは、
絨毯の上をゴロゴロ転がりながら
愛娘の撮影に夢中。






「しゅみれちゃん、じょうずらねぇー。
こけしょうになったら、おにぃちゃんに
ちゅかまるといいよー!」






「あっ!楓と純恋ちゃんのツーショット!
いいよいいよー♪可愛いよ〜♪
バシバシ撮っちゃうよ〜♡」






相変わらず私の心を鷲掴んで離さない楓くん。
可愛いお兄ちゃんっぷりにキュンキュンしながら、足元に転がってきたお義兄さんを避けて
ソファーの上に脚を折り畳んだ。









リンゴーン









屋敷の呼び鈴が鳴ったのは、
そんな家族団欒のひととき。






訪問者が来るには、少し遅い時間帯。
それでも、来客の多いこの家では
特に気にすることもなく、子供達の可愛い成長にみんなが顔を綻ばせていた。









「ちょっと!なんなんですか!?
困ります、勝手に!」







………?







この時までは…。









「なんだか騒がしいね、
なんかあったのかな?」







リビングの向こうで 少し騒がしく動く声に
剛典さんが入口へと目をやった。








どうかしたのかしら?









『ちょっと見てきます』
直己が眉をひそめてリビングを出ていこうとした、その瞬間…








困った顔のお手伝いさんがなだれ込むように
部屋に入ってきた。









…………ッ!!








「申し訳ありません!
お待ち下さいと申し上げたのですが…、」







申し訳なさそうにペコペコと頭を下げるお手伝いさんの後ろには、、









「響子さん!?」







息を切らせたあの人が…いた。









「ごめんなさい。勝手に押しかけてきて…。
でも、何度会社に訪ねても、会っていただけないから、こちらへ来たの。」








突然の彼女の出現に
和気藹々としていたリビングは
水を打ったかのように静まりをみせた。

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設定タグ:三代目JSoulBrothers , 岩田剛典 , TETSUYA,土田哲也   
作品ジャンル:恋愛
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(プロフ) - りょうちさん» そうなのー。今書いてるの書き始める前かなー?読み返してくれたんですね!ありがとうございます(*´▽`*) (2017年9月13日 16時) (レス) id: 4e300b94c6 (このIDを非表示/違反報告)
りょうち(プロフ) - 花さん!いつの間に更新してたのよー!嬉しいサプライズだよ(*^▽^*) (2017年9月13日 15時) (レス) id: e6319aab1f (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - らりるれろんさん» ありがとうございます(*^^*) (2017年8月31日 7時) (レス) id: 4e300b94c6 (このIDを非表示/違反報告)
らりるれろん(プロフ) - そうですよね(^^;臣隆のお話も読ませていただいてますよ(^^)楽しみです!あっ!遅くなってしまいましたがお子様お誕生日おめでとうございます*\(^o^)/* (2017年8月31日 4時) (レス) id: 4dde80cde4 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - らりるれろんさん» PowderSnowはもうこれで終わりです。 (2017年8月30日 17時) (レス) id: 4e300b94c6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2016年11月19日 22時

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