37デュラハンちゃんは夫には敵わない ページ41
あれからというもの
きっと全員が納得してくれた訳じゃないと思う
それでも輪に入れてくれたり
この船のことを教えてくれたり
ニューゲートとの出会いやら何やらを聞かれたり
どんな能力なのか
どこで生まれたのか
沢山息子達と話した
一応兜は被っている
もう大分時間も経ったがまだまだこれからと言わんばかり
もう深夜になる
ニューゲートと私は先に休むことにした
''おやすみお袋''
そんな何気ない生活の会話が嬉しかった
はいっ船長室に入った途端気が抜けてニューゲートに支えられながらベッドに腰掛けたお袋ちゃんでっす★
コーシュ足を齧るな痛い痛い痛い
ふと抱き寄せられる
白「よく言ったなァ。よく逃げなかったなァ。」
その言われた瞬間
涙なんて出ないのに
視界がボヤけた
貴「ッ......」
流れはしないが泣いてしまいそうだ
白「我慢なんてするモンじゃねェ。泣きたいだけ泣けばいい」
ニューゲートは小さく震える私を何も言わずに
落ち着くまで抱きしめてくれた
全く、ニューゲートには敵わないな......
愛おしそうに腕の中で眠る妻を撫でていたのは
様子を見に来たマルコだけが知る____
あの後どうやら私は寝てしまったらしい
目が覚めると目の前には逞しい胸板がこれでもかと言わんばかりに晒されている
そしてその逞しい体から伸びる太い腕はガッチリ私をホールドしている
思わず声が出そうになったが堪えた
抜け出してみようと思ったが
うん。全く動けん
見上げてみれば愛しい夫が寝息を立てて寝ている
いつの間にか髭も立派になった
シワも増えた
風に靡いていた淡い金髪ももう無い
でもその優しく力強い瞳は何一つ変わっていなかった
寄る年波は超えられないと誰かは言った
何とか出来ないかな
少しでも長く一緒に居たい
そういえば''アレ''なら何とかなるだろうか
此処にに来る前に海賊やら軍艦やらを無双した事を覚えているだろうか
その時覇気使いに少し腕を切られたんだ
あれはかなりイラッとした
いや違くて、
なんとか治せないかと色々試した
だって痛いの嫌だし←
その時発見したのが、ソウルハントした魂を体内に取り込むってことだった
38デュラハンちゃんは新技を見つけていた→←36デュラハンちゃんは家族に伝える
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ぼん(プロフ) - お粥さん» コメありがとうございます!その言葉がとても励みになります。これからもよろしくお願いします! (2019年6月22日 21時) (レス) id: 90b30dc38c (このIDを非表示/違反報告)
お粥 - 最高です!楽しみにしてます (2019年6月22日 20時) (レス) id: d9a2b57874 (このIDを非表示/違反報告)
ぼん(プロフ) - 木夜さん» コメありがとうございます!お気遣い有難いです 本日も多更新する予定ですのでよろしくお願いします! (2019年6月22日 13時) (レス) id: 90b30dc38c (このIDを非表示/違反報告)
木夜(プロフ) - いつも楽しみしています。体調が崩れやすい時期ですが、頑張ってください (2019年6月22日 12時) (レス) id: 5f0e7a23fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぼん | 作成日時:2019年6月15日 20時