検索窓
今日:17 hit、昨日:8 hit、合計:189,926 hit

37デュラハンちゃんは夫には敵わない ページ41

あれからというもの

きっと全員が納得してくれた訳じゃないと思う

それでも輪に入れてくれたり

この船のことを教えてくれたり

ニューゲートとの出会いやら何やらを聞かれたり

どんな能力なのか

どこで生まれたのか

沢山息子達と話した




一応兜は被っている



もう大分時間も経ったがまだまだこれからと言わんばかり



もう深夜になる




ニューゲートと私は先に休むことにした







''おやすみお袋''



そんな何気ない生活の会話が嬉しかった









はいっ船長室に入った途端気が抜けてニューゲートに支えられながらベッドに腰掛けたお袋ちゃんでっす★






コーシュ足を齧るな痛い痛い痛い









ふと抱き寄せられる









白「よく言ったなァ。よく逃げなかったなァ。」






その言われた瞬間

涙なんて出ないのに

視界がボヤけた






貴「ッ......」



流れはしないが泣いてしまいそうだ



白「我慢なんてするモンじゃねェ。泣きたいだけ泣けばいい」







ニューゲートは小さく震える私を何も言わずに


落ち着くまで抱きしめてくれた









全く、ニューゲートには敵わないな......









愛おしそうに腕の中で眠る妻を撫でていたのは

様子を見に来たマルコだけが知る____









あの後どうやら私は寝てしまったらしい



目が覚めると目の前には逞しい胸板がこれでもかと言わんばかりに晒されている



そしてその逞しい体から伸びる太い腕はガッチリ私をホールドしている






思わず声が出そうになったが堪えた



抜け出してみようと思ったが


うん。全く動けん


見上げてみれば愛しい夫が寝息を立てて寝ている





いつの間にか髭も立派になった


シワも増えた


風に靡いていた淡い金髪ももう無い


でもその優しく力強い瞳は何一つ変わっていなかった




寄る年波は超えられないと誰かは言った



何とか出来ないかな



少しでも長く一緒に居たい









そういえば''アレ''なら何とかなるだろうか




此処にに来る前に海賊やら軍艦やらを無双した事を覚えているだろうか



その時覇気使いに少し腕を切られたんだ



あれはかなりイラッとした


いや違くて、


なんとか治せないかと色々試した


だって痛いの嫌だし←


その時発見したのが、ソウルハントした魂を体内に取り込むってことだった

38デュラハンちゃんは新技を見つけていた→←36デュラハンちゃんは家族に伝える



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (81 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
180人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ぼん(プロフ) - お粥さん» コメありがとうございます!その言葉がとても励みになります。これからもよろしくお願いします! (2019年6月22日 21時) (レス) id: 90b30dc38c (このIDを非表示/違反報告)
お粥 - 最高です!楽しみにしてます (2019年6月22日 20時) (レス) id: d9a2b57874 (このIDを非表示/違反報告)
ぼん(プロフ) - 木夜さん» コメありがとうございます!お気遣い有難いです 本日も多更新する予定ですのでよろしくお願いします! (2019年6月22日 13時) (レス) id: 90b30dc38c (このIDを非表示/違反報告)
木夜(プロフ) - いつも楽しみしています。体調が崩れやすい時期ですが、頑張ってください (2019年6月22日 12時) (レス) id: 5f0e7a23fa (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ぼん | 作成日時:2019年6月15日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。