22※吐血･流血表現あり ページ22
ｼｬﾁ｢あ、そうだ！Aさんも一緒に行かね？｣
貴女の｢どこに？｣
ｼｬﾁ｢俺らの船に！キャプテンにも紹介したいしさ〜｣
貴女｢…！(トラファルガー･ロー…)
…いや、まだ出来ない…かな
わたし、いや、俺にはまだ野暮用がある。2人と会えたのはとても嬉しいしずっといたいって思うけど今はまだ身を固める事は出来ないんだ
折角会えたのにごめんね
ベポくんとももっとお話したかったけど俺は長くここに居る訳にはいかないんだ｣
ﾍﾟﾝｷﾞﾝ｢……わかった。なら全てが終わったその時、また3人で会えるのを楽しみにしてるよ｣
貴女｢……ん、またね｣
チュッと額に口付けを落としてローに会わないようにと島から姿を消した。今はまだ、ダメなんだ……
あの子達もまだ経験が足りてないし
何よりあの子も海に出ていない
あと少し、もう少しだから……
貴女｢……っ、ｺﾞﾌｯ
うぇ、ﾊｧ まっず…｣
口から溢れ出るのは自分の血
頭もぐわんぐわん揺れて眠気が襲う
そう、あと少しなんだ
あとは、サッチとエースと白ひげだけ
ごめんね、ロシナンテ…未来がないってのは本当だったんだ
助けれようがそうでなかろうがどの道命尽きるのは確かだ
貴女｢…ゔぅ…っ、ﾊｧﾊｧ
まずいな、流石に休まんと…｣
吐血が酷くなってきて、意識も薄れゆく中、無人島を見つけた。それは人が寄り付かなさそうで今の俺にゃ丁度良かった
海水で、は…良くないが口ん中を濯ぎ草木に囲まれて一眠りする
この日、久しぶりに夢を見る程落ちていた
その夢は凄く昔の夢で…
まだ、父親も母親も生きてた頃だ
俺の家族は一夜にして命を絶つ
それと同時刻、俺は人殺しとなったのだ
重たく落ちる大粒の雨に近所で鳴り響く雷
ピシャリと光り見えるのはポトポトと流れ落ちる血と血溜まり
その中心に立つのは血の繋がった兄だった
その兄を囲むように横たわって動かずにいるのは姉と母と父だった
兄はニヤリと笑いゆらゆら体を揺らしながら近付いて来ながらグッと力強く包丁を握りしめる
ハァハァと荒い息が近くで聞こえる…否、これは自分だ
振り上げられた包丁と兄の
｢あいしてる｣
その言葉を最後にいつも目覚める
久しぶりに見たなと顔を抑えて額から大量に流れてくる汗を拭った。するとコンコンと扉の叩く音がしてふと下を見ると俺はベッドで寝ていた
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音無（ねむ）(プロフ) - 何なんですか！？ギャグじゃないんですか！？そう思って読んでたらもう、涙ボロボロですよ！！素敵な作品をありがとうございます！！続き頑張って下さい！！待ってます！！（感涙） (2022年12月3日 20時) (
レス) @page23 id: 4438f972af (このIDを非表示/違反報告)
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