海と西瓜と混沌と 【水霞蟲恋】 弓乃様リクエスト ページ23
私達は今、海に来ている。
メンバーは
しのぶちゃん、蜜璃ちゃん、冨岡さん、時透君だ。理由は聞かないでほしいが正直嫌な予感しかしない。
『冨岡さん特に大丈夫か』
冨「心配してくれているのか、俺は平気だ」
心做しか嬉しそうな冨岡さんを無視し女性陣の元へ向かう。
胡「夏、西瓜割りをしようと思うのですが…順番、どうします?」
甘「殿方達からでいいんじゃないかしら?せっかくだし、楽しんで貰わなくちゃ!!」
『じゃあ、時透君、冨岡さん、しのぶちゃん、蜜璃ちゃん、私の順番にしよう!』
胡「分かりました、では準備しましょうか、」
メンバーがメンバーなので心配だが、しのぶちゃんや蜜璃ちゃんが楽しそうなのでそれでいいか、そう思い込む事にしたのだが
甘「無一郎くん、そっちじゃないわ!右よ!!」
胡「後ろです、後ろ!!」
私達の指示とは全く反対方向に向かう時透くん。
時「え…此処じゃ無いの」
『もっと左だよ!』
甘「無一郎くんも夏ちゃんもしのぶちゃんも素敵…!!(きゅん、)」
一方冨岡さんは
胡「これは…粉々ですね…」
『なんということでしょう…』
本日の匠か何かだろうか。
指示通り的確に西瓜を仕留めたのだが、原型は留めていなかった。粉砕された西瓜だったものだけが散らばっていた。
冨「?割るんじゃないのか」
甘「冨岡さん、力強くって素敵…!!(きゅん、)」
『…しのぶちゃん』
胡「あらあら、夏の可愛らしい顔に青筋が…」
台無しですよ、と微笑むがしのぶちゃんも青筋を立てている。仕方がない、ここまで西瓜割りが危険でカオスなものだと誰が思うものか。
甘「ふ、二人とも落ち着いて?!無一郎くんも冨岡さんもわざとじゃ…!!」
態とではない、それは理解出来ている。蜜璃ちゃんが今にも男性陣に飛び掛りそうな私としのぶちゃんを止めようとした時
冨「お 」
甘「きゃあっ」
時「わぁ、」
いつの間にかここまで来たのだろうか、目隠しした状態の時透くんがこれまた目隠ししたままの冨岡さんにぶつかり、なんと冨岡さんが蜜璃ちゃんを押し倒す形で倒れ込む。
冨「すまない、大丈夫か」
甘「え、あ、あの…えっと」
しどろもどろになるのも仕方がないだろう。
彼は目隠ししたまま、蜜璃ちゃんのアイデンティティとも言える物を布越しとはいえ鷲掴みにしているのだから
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坂口(プロフ) - あの、玄弥さんをいれてくれませんか。 (2020年6月12日 22時) (レス) id: 00b7ed554e (このIDを非表示/違反報告)
椿 - リクエストです!甘々な緑壱が見たいです! (2019年10月26日 0時) (レス) id: 9094ec668b (このIDを非表示/違反報告)
美桜 - みしろさん» みしろさんのTwitterの絵変わったんですね。呟きも再開したんですね。時々見ていました。忙しいけれど甘味処弐と他の作品自分のペースでやって下さい。 (2019年7月28日 21時) (レス) id: 87339a530e (このIDを非表示/違反報告)
ピザ - ありがとうございます! (2019年7月21日 20時) (レス) id: e3709cb648 (このIDを非表示/違反報告)
みしろ(プロフ) - ピザさん» リクエストありがとうございます!亀更新のため待たせてしまいますが、ぜひ書かせて頂きます!! (2019年7月20日 11時) (レス) id: 509e58e731 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みしろ | 作成日時:2018年7月5日 23時