夏風邪 【宇髄天元】 亜美様リクエスト ページ22
今日は恋人である天元とデートの予定だったのだがどうやら私は風邪を引いてしまったらしく朝から怠さと頭痛、寒気が酷かった。
『…38.7℃』
彼とは休みが中々合わず、今回のデートはお互い物凄く楽しみだった。申し訳なさすぎる。
そうこうしていうるうちに天元が迎えに来る10時になってしまった
宇「おい、行くぞ…ってお前まだ着替えてねぇのかよ」
『おい、窓から入るなって何回言えば…』
毎度の事ながら窓から不法侵入する天元に文句を言ってやろうとしたが途中でふらついてしまう。
宇「大丈夫か…っおい、熱出てんのかよ!!」
支えられた時に気付かれてしまいベッドに強制連行される。
『…ごめん、楽しみにしてたのに』
宇「気にすんな、しっかり休め」
頭を撫でながらそう言ってくれるが、熱のせいか次から次へと言葉が出てきてしまう
『天元、いつもごめんね、迷惑しか掛けてないや…今日だって久しぶりの…っ、』
宇「…ちょっと黙れ」
情けなくなり涙を零しながら伝えれば天元に唇で口を塞がれてしまう。
風邪が移ってしまう、バカなのか…。
宇「お前なぁ、迷惑とか思う訳無ぇだろ。思ってんなら付き合ってねぇよ」
『でも、』
宇「そんなに不安なら身体に教え込んでやろうか」
『ごめんなさい』
病人になんて事を言うんだ此奴は。目が本気だった為布団に潜り込む。
『それは嫌だけど、一緒に寝たい。』
宇「…夏、今日は随分と素直だな?」
『人肌恋しいだけ』
宇「ったく、もうちょっとそっち行け」
酷く狭い為くっつかないとベッドから落ちてしまいそう。そう言い訳をして彼の胸に思い切り飛び込めば受け止めてくれる。
『お家デート、だね』
宇「俺看病しただけじゃねぇか」
その日は1日一緒に寝て過ごし、翌日天元が風邪を引いて私が看病するハメになったのはまた別の話。
海と西瓜と混沌と 【水霞蟲恋】 弓乃様リクエスト→←初夏、初恋。 【不死川実弥】 亜美様リクエスト
270人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
坂口(プロフ) - あの、玄弥さんをいれてくれませんか。 (2020年6月12日 22時) (レス) id: 00b7ed554e (このIDを非表示/違反報告)
椿 - リクエストです!甘々な緑壱が見たいです! (2019年10月26日 0時) (レス) id: 9094ec668b (このIDを非表示/違反報告)
美桜 - みしろさん» みしろさんのTwitterの絵変わったんですね。呟きも再開したんですね。時々見ていました。忙しいけれど甘味処弐と他の作品自分のペースでやって下さい。 (2019年7月28日 21時) (レス) id: 87339a530e (このIDを非表示/違反報告)
ピザ - ありがとうございます! (2019年7月21日 20時) (レス) id: e3709cb648 (このIDを非表示/違反報告)
みしろ(プロフ) - ピザさん» リクエストありがとうございます!亀更新のため待たせてしまいますが、ぜひ書かせて頂きます!! (2019年7月20日 11時) (レス) id: 509e58e731 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みしろ | 作成日時:2018年7月5日 23時