6.山田三兄弟 ページ9
今、私は山田家に向かっている。
だが、
「二郎待ってよー……速いよぉ」
さすが都会人、歩く速度が尋常ではない。小走りでやっと追いつけるのだ
私は咄嗟に二郎の手を握った
二)「へ?うわぁー!い、い、いきなり手ぇ…握んなよ…びっくりする」
「ご、ごめん!」
手を握ったくらいで顔を真っ赤っかにする二郎。
もしかして女性経験乏しいのかな?
「いきなりごめんね、もう手握らないから」
二)「別に嫌だったわけじゃないから、ほらあと少しだから」
「(可愛いなぁー)」
ーーー数分後。
二)「着いたぜ。…兄ちゃん、ただいま」
ここが山田家かー
一)「おう、おかえり二郎……おい、そいつはもしかして」
この懐かしい声は…
「一郎!久しぶりだね」
一)「やっぱり!Aじゃねぇか!よかった元気だったんだな。」
昔と違って、髪が少し伸びて、さらに大人に成長していた。
「一郎!ごめんねあの時は何も言わずに出て行って」
一)「Aが元気だって分かったただけで十分嬉しいぜ!よかった」
ーーー嫌われたと思ってた。勝手に消えたから…でも一郎は笑顔でおかえりって言ってくれた。
?)「いち兄、お客ですか?」
奥から声が聞こえた。ーーー
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人間です - 面白い、好き、、、『甘い』ではなく『アハーンやウフーン』というところも (2020年12月6日 14時) (レス) id: 836661e0c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:星鳴 | 作成日時:2019年8月24日 17時