第38話 ページ40
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ノ「フンっあの子が珍しいだけよ」
「そうだな、確かにアイツは珍しいヤツだ」
ノ「えっ?」
聞きなれない声がして、団員たちはその声の方を見た。
ル「よぉノエル、久しぶりだな!」
ノ「ル、ルイ!?」
そこにいたのは、黒曜石のような瞳に紺色の髪をもつルイリヴィッヒ•サンドレアだった。
フィ「ルイリヴィッヒ•サンドレア!?」
マ「おいおい、金色のエリートさんがここにいるんだ?」
彼が身につけていたのは金色の夜明け団のローブであり、マグナはそこにつっかかった。
ル「これから任務だからな、その前に寄ったんだ」
マ「だから何のためにここにいるんだって聞いてん」
貴「ルイ?」
マグナの声に被さるようにルイに声をかけたのはフローラであった。
ル「フローラ!」
ルイはその声を聞いた途端に、嬉しそうにフローラに駆け寄った。
貴「ルイ、アナタがどうしてここに?」
フローラは少し不思議そうにルイに尋ねた。
ル「実は、昨日の夜にフエゴレオンさんがアジトに来て、明後日の晩に夕食会を開くことを伝えに来たんだ。その夕食会に、オレたちも参加しろって」
貴「はぁ…誰が参加するの?」
ル「フエゴレオンさん、レオポルド、ノゼルさん、ネブラさん、ソリドだ。それ以外は参加させないそうだ」
貴「……分かったわ」
貴『ノゼルお兄様……あくまでノエルを祝わないつもりなのね』
ル「参加するな?だったら明後日、また迎えに来るからな」
貴「ええ、よろしくね。私も準備しておく」
ル「それじゃあ、オレは帰るな」
フローラの答えを聞いたルイは、満足そうに笑って彼女の頭をポンっとしてからアジトを出て行った。
バ「ねぇ、さっきの子はフローラの男なの?」
ノ「えっ?イヤ、違うと思いますけど……」
フィ「フローラちゃんの側近だよ。でもって、金色の夜明けの期待の新星。エリート中のエリートだよ」
フィンラルはルイのことを思い出して、羨ましそうに叫んだ。
フィ「あーいいなー!オレもあんな風にイケメンになりたい!」
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フローラ(プロフ) - イナイレ大好き人間さんありがとうございます!期待に応えられるよう、精一杯頑張ります! (2019年7月30日 20時) (レス) id: 36855b5a89 (このIDを非表示/違反報告)
イナイレ大好き人間(プロフ) - 面白いです!!天使ちゃんメーカーっていうのがあるんですか?凄いですね!めちゃめちゃ可愛いです!応援してます。更新頑張ってください! (2019年7月30日 19時) (レス) id: ab82cf2aec (このIDを非表示/違反報告)
フローラ(プロフ) - ありがとうございます!!!どんどん更新していきたいと思っていますので、皆様お待ち下さい! (2019年7月20日 23時) (レス) id: 36855b5a89 (このIDを非表示/違反報告)
シルバーウルフ - 手書きのイラストじゃなくても凄く可愛くて綺麗ですよ。(*^O^*) (2019年7月20日 23時) (レス) id: 769a4deb70 (このIDを非表示/違反報告)
シルバーウルフ - そうなんですね、、、それなら保存出来るかどうか分からないですけどやってみます。 (2019年7月20日 2時) (レス) id: 769a4deb70 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:フローラ | 作成日時:2019年7月18日 18時