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橙
小瀧から聞いた話は、俺の想像を遥かに超えてた。
聞くに耐えれない今までのAの話を全て聞いて、猛烈に押し寄せたのは、紛れもなくあの日目の前で起こったことの後悔。
もし松竹座でのあの事件が無かったら、Aはこんなに恐怖に怯えることは無かったんやから。
俺が、7WESTを除いたら誰しもが強いと思っていたAは、勝手な俺らの想像で、
今この瞬間に、本当は脆くて儚い存在やと気付いたのは、あまりにも遅すぎる。
けど、じゃあ俺は" 彼女 "に一体何が出来るんやろう。
守れなかった俺が出来ることはあるんかな。
桃「今日の公演前、アイツ絶対真っ青な顔してると思うんです。」
橙「…やろうな、昨日の今日やねんから。」
桃「声掛けるだけで、独りじゃないって言ってあげるだけで人って安心するみたいですよ。」
それだけ言って、日生に向かう用意をし始めた小瀧。
言いたいことは全部分かった。
何かをしなくても、ただ" 彼女 "のそばに居るだけで、いいってことやろ。
やったら今日は、いつも小瀧たちがやってる役目を俺は貰うで。
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春(プロフ) - さきさん» 初めまして。丁寧なコメントありがとうございます。2は加筆修正作業をまだしているので、パスワードを付けさせてもらっています。もうしばらく待っていただけると嬉しいです。すいません。 (2018年12月23日 17時) (
レス) id: 9cacd0005c (このIDを非表示/違反報告)
さき(プロフ) - 初めまして。ここで聞くのも失礼かと思いますが、僕らと彼女2を読みたいのですが、パスワードが分からないので、教えて欲しいです。 (2018年12月23日 15時) (レス) id: 764363980f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル | 作成日時：2018年6月6日 11時
